なぜ「我慢するダイエット」は続かないのか
忙しい社会人ほど、短期で体重を落としたくなりがち。でも極端に食べる量を減らすと、身体は“省エネモード”(代謝低下)に切り替わり、筋肉も落ちやすくなります。結果、元の食事に戻した瞬間に体脂肪がつきやすくなり、リバウンドへ──。
本記事は「食べない」で痩せるのではなく、タンパク質・水分・適度な運動で基礎代謝を守りながら落とす、忙しい人向けの実践ガイドです。
- 本記事のゴール
- “代謝を味方にする”という発想
- 忙しい社会人がつまずく3つの壁
- 今日からのミニルール(先に結論)
- 用語はサクッと理解
- 1-1 極端なカロリーカットが失敗する理由
- 1-2 1日の適正カロリーのざっくり目安
- 1-3 配分は「PFCバランス」で決める
- 1-4 「主食・主菜・副菜」プレート法(外食・自炊どちらもOK)
- 1-5 コンビニで“即決”テンプレ(日本の主要チェーン想定)
- 1-6 外食での“主菜ファースト”戦術
- 1-7 忙しい日に効く「置き換え・足し算」の発想
- 1-8 7ルール(これだけ守ればOK)
- 1-9 時短の作り置き&買い物メモ(平日ラクに)
- 1-10 よくある落とし穴と対処
- 1-11 ミニチェックリスト(今日から)
- 2-1 1日の必要量と配分(まずはここから)
- 2-2 朝に20g入れる理由(“立ち上げ”の一発目)
- 2-3 主要食材の“たんぱく質グラム感”
- 2-4 コンビニ&外食の“高タンパク即決表”
- 2-5 5分で作れる“朝・昼・夜”サンプル
- 2-6 ベジタリアン/乳糖不耐症/時短での工夫
- 2-7 サプリ(プロテイン)の選び方と使い分け
- 2-8 「質」を見抜くラベル読み
- 2-9 小腹&会食前の“セーフティネット”
- 2-10 1日の“合計60–90g”を現実にするモデル
- 2-11 よくある悩みと即解決
- 2-12 今日のチェックリスト
- 3-1 戦略:有酸素(脂肪を使う)×筋トレ(代謝の土台)
- 3-2 ウォームアップ(2分)
- 3-3 平日20分テンプレ(器具なし)
- 3-4 週末30分テンプレ(余裕がある日)
- 3-5 強度の目安(RPE)と心拍ざっくり感覚
- 3-6 フォームの最重要ポイント(ケガ予防)
- 3-7 進捗の付け方(4週間プラン)
- 3-8 「時間がない日」の最短8分
- 3-9 オフィス&通勤で“ながら運動”
- 3-10 オプション:短時間HIIT(週1まで)
- 3-11 家にあるもので負荷を足す
- 3-12 よくある悩みと答え
- 3-13 週間スケジュール例(忙しい週)
- 3-14 今日のチェックリスト
- 4-1 目安量と考え方
- 4-2 タイミング別・最適化ルーティン
- 4-3 何を飲む?(用途別の選び分け)
- 4-4 電解質(ナトリウム・カリウム)とのバランス
- 4-5 アルコールとの付き合い方
- 4-6 職場で続ける仕組み(ボトル運用術)
- 4-7 よくある悩みと即解決
- 4-8 1日のモデル(デスクワーク・60kg)
- 4-9 ミニレシピ:低カロリーで満足感UP
- 4-10 自己チェック(尿色スケール・簡易版)
- 4-11 今日のチェックリスト
- 5-1 睡眠と食欲ホルモンを超シンプルに
- 5-2 まずは「起床時間」を固定
- 5-3 就寝90分前ルーティン(テンプレ)
- 5-4 夕食とアルコールのルール
- 5-5 「眠れない夜」の応急処置(布団に入ってから)
- 5-6 昼寝(パワーナップ)の使い方
- 5-7 枕と寝具:3つだけ見れば十分
- 5-8 夜の小腹とカフェイン管理
- 5-9 スマホ依存をやめずに光だけ減らす
- 5-10 1日のモデル(デスクワーク例)
- 5-11 よくある悩みと即解決
- 5-12 今日のチェックリスト
- 6-1 まず押さえる3原則
- 6-2 暴飲暴食の直前に使う「1分レスキュー」
- 6-3 「食べたい波」をやり過ごす:アージサーフィン
- 6-4 感情と空腹を分ける「HALTチェック」
- 6-5 仕事中に効く「5分で切り替えルーティン」
- 6-6 食べる“以外”のストレス対処ツール箱
- 6-7 食環境の整え方(勝つための“初期配置”)
- 6-8 もし“食べる”なら:被害最小の法則
- 6-9 感情の棚卸しテンプレ(夜3分)
- 6-10 人間関係・会食のストレスを軽くする言い回し
- 6-11 休日の“ストレス散財/衝動食い”を減らす48時間設計
- 6-12 よくある悩みと即答
- 6-13 30日“習慣化”の設計(If-Thenプラン)
- 6-14 今日のチェックリスト
- 7-1 共通ルール(先に固定)
- 7-2 平日テンプレ(共通の朝・間食)
- 7-3 7日プラン(在宅・出社・外食が混ざる想定)
- 7-4 置き換え早見表(時間がない/店に入った時)
- 7-5 1週間の買い物メモ(これだけで回る)
- 7-6 作り置きガイド(60分で4品)
- 7-7 PFCのざっくり目安(60kg・減量期1,500kcal)
- 7-8 体重・体脂肪の記録は“週平均”
- 7-9 今日のチェックリスト
- Q1. 体重が全然落ちない(停滞期?)
- Q2. 仕事が立て込み、気づくと“炭水化物だけ”の食事に…
- Q3. 甘いもの欲が止まらない
- Q4. 会食・飲み会が多い週、どうリカバリー?
- Q5. 夕方のエネルギー切れでトレーニングを飛ばしがち
- Q6. 体重は減るのに見た目が変わらない
- Q7. 膝や腰が不安で運動が怖い
- Q8. 出張や旅行でペースが崩れる
- Q9. 便秘・むくみで体重が増える
- Q10. モチベが落ちた。何のためにやってるか分からない
- Q11. 生理周期(女性)で食欲や体重が乱高下
- Q12. 数字の管理がストレス
- Q13. 体重を早く落としたくて、さらに食事を削りたい…
- 8-ラスト:今日のチェックリスト
- 今日から始める3つの一歩(3×5分)
- 30日ロードマップ(ざっくり)
- 進捗の見方(週平均でOK)
- 困ったらこの順に点検
- 1. 買い出しリスト(60kg・1週間目安)
- 2. 60分で作る“平日ラクセット”
- 3. 日持ち目安
本記事のゴール
- リバウンドしないための6つの原則(食事・運動・睡眠・ストレス管理)を、忙しい日常でも実行できる形に落とし込む。
- 迷ったら戻れるシンプルな判断基準と、7日間ミニ実践プランを手に入れる。
“代謝を味方にする”という発想
ダイエットの鍵は消費を増やし、消耗を減らすこと。
- タンパク質:筋肉の材料。筋肉が落ちる=基礎代謝が落ちる。朝からしっかり入れると一日がラク。
- 水分:代謝や体温調整、満腹感に直結。まずは「こまめに2L前後」を“習慣化”。
- 適度な運動:有酸素で脂肪を使い、筋トレで代謝の土台を強化。短時間でも継続が最強。
忙しい社会人がつまずく3つの壁
- 食事が不規則:会食・残業で“とりあえず炭水化物だけ”になりがち。
- 運動が続かない:時間確保よりも“始めるコスト”が高い。
- 睡眠&ストレス:眠れない・イライラで甘い物に手が伸びる。
→ 本記事では、上記を仕組み化で解決します。具体的には、
- コンビニ/外食での即決テンプレ
- 10〜15分で済む時短トレ
- 仕事終わりでもできる睡眠ルーティンとストレス対処
を“そのまま真似できる”形で提示します。
今日からのミニルール(先に結論)
- 朝にタンパク質20g以上(例:ギリシャヨーグルト+ゆで卵、プロテイン+バナナ)。
- 水は1日2Lを目安に4〜6回に分ける(起床直後・出社後・昼前・昼後・夕方・就寝1〜2時間前)。
- 平日10分ウォーク+自重トレ10分(合計20分)。週2〜3回はスクワット・プランクなど全身を刺激。
- 就寝90分前はデジタル断ち+ぬるめの入浴で睡眠の質を上げる。
- 会食の日は“主菜ファースト”(肉・魚・大豆)→ 主食は半分、揚げ物と締めの炭水化物は“どちらか一つ”。
用語はサクッと理解
- 基礎代謝:何もしなくても生命維持に使われるエネルギー。筋肉が多いほど高い。
- 有酸素運動:ウォーキングやジョギングなど、酸素を使って脂肪を燃やす運動。
- 自重筋トレ:器具を使わず自分の体重で行う筋トレ(スクワット、腕立て、プランク等)。
第1章 無理な食事制限をしない:減らすより「整える」
極端に“削る”ほどリバウンドは近づきます。ここでは、栄養バランスを崩さずに、自然と摂取カロリーが整う設計を作ります。キーワードは「量より配分」「我慢より仕組み」。
1-1 極端なカロリーカットが失敗する理由
- 省エネ化(代謝低下):筋肉の分解が進み、同じ量を食べても太りやすい体に。
- 反動食い:強い空腹→甘い物・脂っこい物への渇望。
- 栄養不足:タンパク質・鉄・ビタミンB群不足で疲れやすく、運動も続かない。
目標は「食べる種類と順番を整える」こと。タンパク質・食物繊維・良質脂質を先に確保すれば、自然と総量は落ち着きます。
1-2 1日の適正カロリーのざっくり目安
難しい計算は不要。まずは維持カロリー=体重(kg)×28〜32kcal(座り仕事メインの場合)。
減量期はここから**−300〜500kcal**が目安。
- 例1)60kg、デスクワーク中心
維持:60×30 ≒ 1,800kcal → 減量目安 1,300〜1,500kcal - 例2)70kg、通勤でよく歩く
維持:70×32 ≒ 2,240kcal → 減量目安 1,700〜1,900kcal
注意:急に1,000kcal以下などへ落とさない。まずは−300kcal程度から。
1-3 配分は「PFCバランス」で決める
- P(Protein:タンパク質):体重×1.0〜1.5g/日(最低ラインは体重×1.0g)
- F(Fat:脂質):総カロリーの25〜30%
- C(Carb:炭水化物):残り
例)60kg・1,500kcal/日の場合
- たんぱく質:60〜90g(240〜360kcal)
- 脂質:1,500×0.28=420kcal(約47g)
- 炭水化物:残り720〜840kcal(180〜210g)
用語メモ:PFCバランス=三大栄養素(Protein/Fat/Carb)の配分。満腹感や代謝の安定に直結。
1-4 「主食・主菜・副菜」プレート法(外食・自炊どちらもOK)
皿を3ゾーンに分けて考えます。
- 主菜(タンパク質):手のひらサイズ1枚分
鶏むね/サバ/鮭/卵/豆腐/納豆/ギリシャヨーグルト - 副菜(食物繊維):両手一杯分
サラダ、海藻、きのこ、具だくさん味噌汁 - 主食(炭水化物):こぶし1個分(外食なら半分から)
ご飯、蕎麦、全粒粉パン、オートミール
食べる順番:副菜 → 主菜 → 主食
→ 血糖の急上昇を防ぎ、食べ過ぎにくくなります。
1-5 コンビニで“即決”テンプレ(日本の主要チェーン想定)
目的別セット
- 高タンパク・低脂質
- サラダチキン or グリルチキン
- 豆腐&わかめの味噌汁
- おにぎり(鮭or梅or昆布)半分〜1個
- 魚でオメガ3
- サバ塩焼き、サンマ缶orツナ水煮
- 海藻サラダ+ノンオイルドレッシング
- 玄米おにぎり1個
- 朝タンパク20g狙い
- ギリシャヨーグルト無糖(たんぱく質10〜12g)
- ゆで卵2個(12g)
- バナナ or 小さめ全粒粉パン
スイーツ欲対策
- 選ぶなら:高カカオチョコ少量、プロテインバー(糖質10g未満目安)、寒天ゼリー
- 飲み物:水、炭酸水、無糖コーヒー・お茶(ラテは無糖or低脂肪ミルクに)
1-6 外食での“主菜ファースト”戦術
- 定食屋:焼き魚or生姜焼き+小鉢(野菜)→ ご飯は小/半分、味噌汁はOK
- 和食居酒屋:刺身、冷奴、枝豆、焼き鳥(塩・もも/むね/つくね)→ 揚げ物は1品まで
- 蕎麦:ざる蕎麦+温玉+野菜天をシェア
- ラーメンの日:
- スープは3口まで
- トッピングを味玉orチャーシューどちらかに
- ミニサイズがあればミニに。サイド(餃子/炒飯)はどちらか一つ&シェア
- カレー:ライス少なめ+チキン/豆カレーを選ぶ。サラダ先に。
1-7 忙しい日に効く「置き換え・足し算」の発想
- 置き換え:
- ランチのパン→おにぎり(具は魚系)
- クリーム系パスタ→和風/トマト系
- 甘いカフェラテ→無糖ラテorアメリカーノ
- 足し算:
- 「炭水化物だけ」の食事にゆで卵/納豆/ヨーグルトを1品足す
- サラダに豆/チキン/ツナ水煮を足して主菜化
1-8 7ルール(これだけ守ればOK)
- 毎食タンパク質を確保(手のひら1枚 or 20〜30g)
- 主食はこぶし1個分(外食は半分から)
- 野菜・海藻・きのこを最初に
- 飲み物は基本“水”(1日2Lを4〜6回に分ける)
- 揚げ物・スイーツは1日1回まで(“ゼロ”にしない=反動防止)
- 会食前にタンパク質スナック(ヨーグルト/プロテイン/ゆで卵で暴食防止)
- 週平均で整える(外食多い日は、翌日を“軽め+高タンパク”)
1-9 時短の作り置き&買い物メモ(平日ラクに)
- 冷蔵3日:茹で鶏、味玉、塩サバ焼き置き、ひじき煮、きのこマリネ
- 缶・パック:ツナ水煮、サバ缶、鯖味噌缶、豆腐、納豆、パックご飯(玄米)
- 冷凍:ブロッコリー、ほうれん草、ミックスベジ、サーモン切り身、雑穀ごはん
- 最速メニュー3つ(10分以内)
- 鶏むねレンチン+冷凍ブロッコリー+パック玄米
- 納豆オムレツ+味噌汁+ミニサラダ
- サバ缶トマト煮(缶+トマト缶+玉ねぎ)+全粒粉トースト
1-10 よくある落とし穴と対処
- 朝を抜く → 昼・夜のドカ食いに。朝タンパク20gだけは死守。
- “サラダだけ”に走る → たんぱく質不足で空腹に。サラダ+主菜が基本。
- 低糖質=正義と思う → 脂質の摂り過ぎでカロリー過多に。PFCで見る。
- 数字に疲れる → “手のひら・こぶし法”でOK。完全な計量は不要。
1-11 ミニチェックリスト(今日から)
- 朝食でタンパク質20gを入れた
- 昼食は主菜ファーストで注文した
- 主食はこぶし1個分に調整した
- 間食はプロテイン/ヨーグルト/ナッツ少量にした
第2章 タンパク質をしっかり摂る:朝の20gテンプレ&時短メニュー
筋肉=代謝の土台。 忙しくても「毎食でタンパク質を確保」できれば、空腹の暴走を抑え、消費エネルギーを落としにくくなります。ここでは量の目安・摂るタイミング・食材の選び方・すぐ作れるメニューをまとめます。
2-1 1日の必要量と配分(まずはここから)
- 目安:体重×1.0〜1.5g/日
例)体重60kg → 60〜90g/日 - 配分:朝20–30g/昼20–40g/夜20–40g+必要なら間食10–20g
→ “ドカッと夜だけ”ではなく等間隔で。満腹感と筋合成のスイッチが安定します。
用語メモ:筋たんぱく質合成=筋肉が作られる反応。食事でタンパク質(特に必須アミノ酸)をとると数時間高まります。
2-2 朝に20g入れる理由(“立ち上げ”の一発目)
- 夜の空腹時間で分解に傾いた体を合成モードに戻す。
- 血糖のブレが小さくなり、午前の間食を防止。
- 朝食がパン単体・おにぎり単体だと糖質に偏りやすいので、タンパク質を必ず足す。
朝20gの“即決テンプレ”
- プロテインシェイク(WPC/WPI/ソイ)+バナナ:1杯で20–25g
- ギリシャヨーグルト無糖200g+はちみつ小さじ1+くるみ少々:20g前後
- ゆで卵2個+納豆1パック+味噌汁:約22g
- サラダチキン半分+全粒粉トースト1枚:20g前後
3分で準備できるものだけ覚えておけばOK。「切る・混ぜる・注ぐ」まで。
2-3 主要食材の“たんぱく質グラム感”
- 鶏むね(皮なし)100g … 22–24g
- 鮭切り身1枚(80–100g)… 17–22g
- サバ缶1/2缶 … 12–15g
- 卵1個 … 6g
- 木綿豆腐1/2丁(150g)… 10–12g
- 納豆1パック … 7–8g
- ギリシャヨーグルト200g … 20g前後
- プロテインパウダー1杯 … 20–25g
- ツナ水煮1缶 … 13–16g
- カッテージ/低脂肪チーズ50g … 8–12g
これだけ覚えれば暗算できます。「主菜1品=約20g」が目安。
2-4 コンビニ&外食の“高タンパク即決表”
コンビニ
- サラダチキン+味噌汁+おにぎり半分〜1個 → P25–30g
- ギリシャヨーグルト200g+ゆで卵1–2個 → P26–32g
- ツナ水煮缶+海藻サラダ+玄米おにぎり → P25g前後
外食
- 定食屋:焼き魚or生姜焼き“定食のご飯少なめ”+小鉢 → P25–35g
- 蕎麦屋:ざる+温玉+ササミ天1本(天はシェア) → P20g前後
- カレー:チキンor豆カレー+ライス少なめ → P20–30g
- 居酒屋:刺身盛り+冷奴+焼き鳥(塩)2本 → P30g超
2-5 5分で作れる“朝・昼・夜”サンプル
朝(5分)
- プロテイン+バナナ+ブラックコーヒー(在宅・出社前)
- 納豆オムレツ(卵2+納豆1を混ぜて焼くだけ)+味噌汁
- ヨーグルトボウル(ギリシャヨーグルト+冷凍ベリー+オートミール大さじ2)
昼(10分・電子レンジ活用)
- 鶏むねレンチン+冷凍ブロッコリー+パック玄米
- サバ缶トマト丼(サバ缶+トマト缶+玉ねぎレンチン→玄米にON)
- 豆腐チキンそぼろ丼(鶏ひき+木綿豆腐を炒めて味噌・醤油で)
夜(10–15分・疲れていても)
- 鮭のホイル焼き(鮭・きのこ・塩胡椒→トースター)+味噌汁
- 豚ロース生姜焼き+千切りキャベツ+小鉢(もずく)
- 高野豆腐の卵とじ+サラダ+雑穀ごはん小盛り
2-6 ベジタリアン/乳糖不耐症/時短での工夫
- ベジ:納豆・豆腐・厚揚げ・ツナ水煮(ペスコOKなら)・大豆ミート。ソイプロテインを常備。
- 乳糖不耐:WPI(ホエイアイソレート)や無乳糖ヨーグルトを選択。
- 超時短:冷凍の「サイコロ鶏むね」「塩サバ」「枝豆」「ブロッコリー」を常備。解凍=調理にする。
2-7 サプリ(プロテイン)の選び方と使い分け
- ホエイ(WPC/WPI):吸収が速い。朝・運動後に◎。WPIは乳糖がほぼゼロ。
- カゼイン:ゆっくり吸収。就寝前の小腹対策に。
- ソイ:腹持ち良く、植物性。朝・間食に◎。
- 味の選び方:最初はプレーンor定番のチョコ。飽き対策で無糖ココア・インスタントコーヒーを混ぜる。
注意:腎臓疾患などの既往がある場合は医療者に相談。健康な人が目安量を守る範囲では一般的に安全です。
2-8 「質」を見抜くラベル読み
- たんぱく質/1食が20g前後か
- 脂質が過剰でないか(目安 10g以下)
- 糖質が不必要に高くないか(バー類は10g以下目安)
- 原材料がシンプルか(砂糖・油・添加物の先頭列入りは控えめに)
2-9 小腹&会食前の“セーフティネット”
- 会食60分前:プロテイン1/2杯 or ヨーグルト or ゆで卵1個 → 暴食を防止
- 残業中の小腹:無糖ヨーグルト/チーズ少量/ナッツ10–15粒/高カカオチョコ2–3片
- 甘い物が欲しい:ヨーグルト+冷凍マンゴーかプロテインプリンで代替
2-10 1日の“合計60–90g”を現実にするモデル
例:体重60kg・デスクワーク
- 朝:ヨーグルト200g(20g)+ゆで卵1(6g)=26g
- 昼:鶏むね150g(33g)+味噌汁+ご飯小=33g
- 夜:鮭100g(20g)+副菜+ご飯小=20g
- 間食:プロテイン1/2杯(12g)
→ 合計 91g(上限日の例)/間食なしなら 79g でもOK
2-11 よくある悩みと即解決
- タンパク質を摂ると太る? → 脂質や糖が多い料理(唐揚げ・マヨ和え)になりやすいのが原因。**調理法(焼く・蒸す・茹でる)**で解決。
- 蛋白質はお金がかかる? → 鶏むね・卵・豆腐・サバ缶は高コスパ四天王。まとめ買い&冷凍で単価ダウン。
- お腹が張る → 量を一気に増やさず段階的に+水分1杯を添える。ヨーグルトは少量から。
2-12 今日のチェックリスト
- 朝に20–30g入れた
- 各食に**主菜(手のひら1枚)**を置けた
- 調理は焼く・蒸す・茹でるがメイン
- 小腹対策のタンパク質スナックを常備した
- 1日の合計が体重×1.0–1.5gに届いた
第3章 適度な運動を取り入れる:有酸素×筋トレの黄金比
「長く・ハードに」よりも、短く・確実に・積み重ねる。忙しい社会人の現実に合わせ、1回20分で脂肪燃焼と基礎代謝アップを両取りする設計にします。
3-1 戦略:有酸素(脂肪を使う)×筋トレ(代謝の土台)
- 有酸素:ウォーキング/軽いジョグ/バイクなど。息が弾むけど会話できる強度(自覚的運動強度RPE 5–6)。
- 筋トレ:下半身・押す・引く・体幹を全身サーキットで。フォーム重視・反動なし。
合計20分でOK。平日は短く、週末に少し長めにするのが続くコツ。
3-2 ウォームアップ(2分)
- 30秒ずつ:首回し→肩回し→股関節回し→足首回し
- 30秒×2:その場足踏み→腕振り付き足踏み
→ 体温を上げ、関節に“油”をさすイメージ。
3-3 平日20分テンプレ(器具なし)
A:有酸素 8分
- 0–2分:早歩き or その場ジョグ(RPE 4→5)
- 2–7分:速歩インターバル(40秒 速歩 → 20秒 普通)×5
- 7–8分:クールダウン歩き
B:全身サーキット 10分(休憩は最小限、3周)
- スクワット 12回(膝とつま先は同じ向き、かかと重心)
- 腕立て 8–12回(膝つきOK、胸を床に近づける)
- ヒップヒンジ(グッドモーニング) 12回(お尻を後ろへ、背中フラット)
- タオルロー/ドアロー 10–12回(背中で引く。ドアにタオルを掛け体重を少しかけて引く)
- プランク 30–40秒(お腹・お尻を軽く締め一直線)
C:クールダウン 2分
- ふくらはぎ・腿前・腿裏・胸を軽くストレッチ(反動なし、各20–30秒)
3-4 週末30分テンプレ(余裕がある日)
- 有酸素15分:公園で速歩→軽ジョグ→速歩、の3分ごと切替
- 筋トレサーキット12分:上記5種目を4周
- 呼吸1分:鼻から吸って4秒/口から吐いて6秒×5回(副交感神経をON)
3-5 強度の目安(RPE)と心拍ざっくり感覚
- RPE 5–6:息が弾むが会話できる → 脂肪を使いやすく、継続しやすい。
- RPE 7以上:会話が難しい → 週1回の“刺激”として短時間に。
※きつすぎる日はRPE4でOK。ゼロにしないのが勝ち。
3-6 フォームの最重要ポイント(ケガ予防)
- スクワット:膝はつま先と同じ向き/胸は起こす/しゃがみは椅子に座るイメージ。
- 腕立て:手は胸の横/肘は45度開き/腰を反らさない。
- ヒップヒンジ:お尻を引いて股関節で折る/背中は一直線/太もも裏に張り感。
- ロー:肩をすくめない/肩甲骨を寄せてから引く。
- プランク:お腹・お尻に同時に力/腰が落ちない・高くならない。
3-7 進捗の付け方(4週間プラン)
Week1:回数下限でフォーム固め(例:腕立て8回、プランク30秒)
Week2:各種目+2回、またはプランク+10秒
Week3:サーキット周回数を+1(平日で3→4周はきつければ隔日)
Week4:有酸素のインターバルを40秒速歩→20秒ジョグに格上げ、RPE6–7
ルール:痛みが出たら即ストップ。息切れはOK、痛みはNG。
3-8 「時間がない日」の最短8分
- 有酸素4分:速歩(40秒)↔ゆっくり歩き(20秒)×4
- サーキット4分(AMRAP):
- スクワット 10回 → プランク 30秒 → 腕立て 6回 → ヒップヒンジ 10回
→ できるだけ多くのラウンド(As Many Rounds As Possible)
- スクワット 10回 → プランク 30秒 → 腕立て 6回 → ヒップヒンジ 10回
0より1。 翌日のハードルを下げる効果が絶大。
3-9 オフィス&通勤で“ながら運動”
- エレベーター→階段2階分
- 昼休み10分外歩き(電話は歩きながら)
- 1時間に1回、立って肩回し&その場足踏み30秒
- 席では足首回し・つま先上下で血流UP
3-10 オプション:短時間HIIT(週1まで)
元気な日に4分タバタ風(20秒全力→10秒休憩×8セット)。種目はバイク/マウンテンクライマーなど関節に優しいものを。
※心拍が高くなるので、十分な準備運動と翌日の軽め調整をセットに。
3-11 家にあるもので負荷を足す
- バックパックに本を入れてスクワット
- ペットボトルをダンベル代わりに(左右均等に)
- タオルでロー/ラットプルの代替(ドアに掛ける→引く)
3-12 よくある悩みと答え
- 汗をかかないと効果なし? → 体温や環境で変わる。呼吸の弾みとフォーム維持が指標。
- 筋肉痛が強い → 同部位は48–72時間空ける。歩き・ストレッチ・入浴で回復。
- 膝が不安 → スクワットの可動域を浅く/椅子スクワットへ。ヒップヒンジ多めに切替。
- 飽きる → プレイリストを週替わり/公園・ルートを変える/周回数や順番をシャッフル。
3-13 週間スケジュール例(忙しい週)
- 月:平日20分(有酸素8+サーキット10+クールダウン2)
- 火:オフィス“ながら”強化(階段+10分外歩き)
- 水:平日20分
- 木:最短8分 or 休息(ストレッチ5分)
- 金:平日20分
- 土:週末30分 or 散歩60分
- 日:完全休養(軽いストレッチ)
3-14 今日のチェックリスト
- 有酸素は息が弾むが会話可(RPE5–6)で8–15分
- 全身サーキットを3周(下半身・押す・引く・体幹)
- フォーム最優先(痛みNG)
- 最短8分プランを用意して“ゼロ回”を回避
- 週の合計時間を増やすより、欠席を減らした
第4章 水分補給を忘れずに:タイミング別のコツ
水は“代謝の潤滑油”。 体温調整・血流・老廃物の排出・脂肪燃焼系酵素の働きに関わり、食べ過ぎの抑制にも効きます。忙しいほど、**量ではなく“タイミングの仕組み化”**が勝負。
4-1 目安量と考え方
- 基本目安:体重(kg) × 30–35ml/日
例)60kg → 1.8–2.1L(食品中の水分を含めても、飲水で1.5–2Lを目安) - コーヒー・お茶の利尿は誇張されがち。無糖であれば水分源として計上OK(ただしカフェインは摂り過ぎ注意)。
- 発汗が多い日・運動日は**+500ml**を目安に上乗せ。
「常にボトルが半分以下になったら補充」「1日4〜6回に分ける」が続くコツ。
4-2 タイミング別・最適化ルーティン
- 起床直後:コップ1杯(200–300ml)
→ 体内の脱水をリセット。体温も上がりやすい。 - 出社後/午前の仕事前:300ml
→ カフェイン前にまず水で“のど慣らし”。 - 食事の15–30分前:200ml
→ 食べ過ぎ抑制。胃酸を薄めない程度に“ほどほど”。 - 運動30分前:200–300ml/運動中:10–15分ごとに100–150ml
- 入浴前後:各200ml
- 就寝1〜2時間前:200ml(直前は量を多くしない)
4-3 何を飲む?(用途別の選び分け)
- まずは水:常温または冷たすぎない水。
- 炭酸水(無糖):満腹感UP、間食予防。
- お茶(無糖):緑茶・麦茶・ほうじ茶。午後はカフェイン控えめに。
- コーヒー:1日2–3杯までが目安。砂糖・クリームの“隠れカロリー”に注意。
- スポーツドリンク:長時間・大量発汗時のみ。普段使いは糖が過多になりやすい。
- 経口補水液(ORS):体調不良や酷暑・下痢など脱水のリスク時に限定。
4-4 電解質(ナトリウム・カリウム)とのバランス
汗で失うのは水だけではありません。水ばかりで胃がちゃぷちゃぷ・だるい → 塩(ナトリウム)不足のサインかも。
- 普段:食事で十分カバー可能(味噌汁・漬物は塩分過多にならない程度に活用)。
- 夏・運動大:水500mlにひとつまみの塩+レモンの自作ドリンクも◎。
- カリウム源:バナナ・ほうれん草・アボカド・芋類。
4-5 アルコールとの付き合い方
- アルコールは利尿作用+睡眠の質低下。飲むなら
- 一杯ごとに水200mlをセット
- 蒸留酒+炭酸水やハイボール小など糖質控えめを選ぶ
- 締めの炭水化物は**“どちらか一つ”**(揚げ物か締め麺の二択に)
4-6 職場で続ける仕組み(ボトル運用術)
- 机に1本・会議室に1本の“視界トリガー”。
- 500ml×3本を朝のうちにデスクへ(「本数で管理」=残量の見える化)。
- タイムスタンプ法:ボトルに「9時・11時・14時・16時」の目印を貼り、線を越えたら一口。
4-7 よくある悩みと即解決
- トイレが近くなる → 最初の1週間は順応期間。一気飲みをやめ、こまめ飲みへ。体は徐々に調整されます。
- 味に飽きる → レモン・ミント・きゅうりでフレーバーウォーター。無糖の炭酸を併用。
- むくむ → 水分不足でもむくみます。塩分の摂り過ぎ・長時間同じ姿勢も見直し、歩く・足首回しで循環UP。
- 夜に喉が渇く → 夕方のうちに**+300ml**追加し、就寝直前は控える。
4-8 1日のモデル(デスクワーク・60kg)
- 起床 250ml → 出社後 300ml → 昼食前 200ml → 昼食後 300ml → 夕方 300ml → 入浴前後 200ml → 就寝前 150–200ml
→ 合計 1.9–2.0L
4-9 ミニレシピ:低カロリーで満足感UP
- レモン炭酸水:無糖炭酸300ml+レモン果汁小さじ1
- 温ジンジャー麦茶:麦茶+薄切り生姜数枚(夜に◎)
- “塩レモン水”(汗だくの日) :水500ml+塩ひとつまみ+レモン果汁小さじ1
4-10 自己チェック(尿色スケール・簡易版)
- 淡いレモン色:OK
- 濃い黄色:水分が不足気味 → コップ1杯追加
- ほぼ透明:飲み過ぎ気味 → タイミングを広げる
※ビタミン剤服用時は濃くなりやすいので連日で傾向を見る。
4-11 今日のチェックリスト
- 体重×30–35mlの目安に近づいた
- 起床・食前・運動前後・入浴前後の水を“習慣化”
- 午後はカフェイン控えめに切り替えた
- 机の上のボトル運用ができた
- 尿色が淡いレモン色をキープ
第5章 睡眠の質を上げる:ホルモンバランスがカギ
痩せやすさ=日中の消費 × 夜の回復。
睡眠は“体脂肪のリセット時間”。ここが崩れると、食欲ホルモンのブレと代謝の低下で努力が空回りします。忙しくてもできる90分前ルーティンを軸に、最短コースで整えましょう。
5-1 睡眠と食欲ホルモンを超シンプルに
- レプチン:満腹サイン。睡眠不足で減る → 食べ過ぎやすい
- グレリン:空腹サイン。睡眠不足で増える → 甘い物・高脂質が欲しくなる
- コルチゾール:ストレスホルモン。慢性化すると筋分解↑・脂肪蓄積↑
→ 結論:7〜8時間の質の良い睡眠が、翌日の食欲を“普通”に戻す近道。
5-2 まずは「起床時間」を固定
体は朝に合わせて設計すると安定します。
- 平日・休日の起床時刻差は±1時間以内
- 起きたら太陽光を2〜5分浴びる(窓越しでもOK)
- コーヒーは起床後90分以降に(寝起き直後は水を先に)
就寝時間は前倒し“されてくる”。起きる時間を決める方が簡単です。
5-3 就寝90分前ルーティン(テンプレ)
- スクリーン卒業(スマホ・PCの強光を避ける)
- ぬるめの入浴(40℃×10–15分 or シャワー+足湯)
- 軽いストレッチと呼吸(首・肩・股関節を各30秒、4秒吸って6秒吐く×5)
- 温かいノンカフェイン(麦茶・白湯・カモミール)を150–200ml
- 部屋づくり:照明を電球色・間接光へ、室温18–20℃、湿度40–60%
- 明日の“型”を準備:服・ボトル・プロテインを置く(朝の意思決定を減らす)
入浴は深部体温を一度上げて→下がる波で眠気を誘導。寝る60〜90分前がベスト。
5-4 夕食とアルコールのルール
- 食べる時刻:就寝3時間前までが理想。遅くなる日は軽め+高タンパク(汁物+主菜)。
- 量の調整:炭水化物はこぶし半分に。揚げ物は避ける。
- アルコール:寝つきは良く見えても睡眠の質を下げる。飲むなら就寝3時間前まで&水200mlを1杯ごとに。
5-5 「眠れない夜」の応急処置(布団に入ってから)
- 寝返りOK:20分以上眠れない→いったん起きて薄暗い部屋で単調作業(紙の本・折りたたみ・日記)
- 呼吸:4秒吸う→7秒止める→8秒吐く×4セット(副交感神経をON)
- 思考の洪水対策:**“1行メモ”**に不安・TODOを書き出して、明日に預ける
5-6 昼寝(パワーナップ)の使い方
- 10〜20分、15時前まで。横になれないなら目を閉じて座るだけでもOK。
- 直前にコーヒー1杯→起きる頃にカフェインが効き始め、ダルさを防止(“カフェインナップ”)。
5-7 枕と寝具:3つだけ見れば十分
- 枕の高さ:横向きで鼻先・喉・胸が一直線になる高さ(高すぎも低すぎもNG)
- マットレス:仰向けで腰が沈み過ぎない硬さ(腰痛持ちはやや硬め)
- 掛け布団:季節に応じて熱がこもり過ぎないものを。暑ければ薄手+レイヤー調整
5-8 夜の小腹とカフェイン管理
- 寝る2時間前以降はカフェインOFF(紅茶・緑茶・コーラも注意)
- 小腹対策:温かい味噌汁・無糖ヨーグルト少量・カゼイン/ソイプロテイン1/2杯
- 糖×脂の組み合わせ(菓子パン・アイス)は覚醒&睡眠質低下の二重苦
5-9 スマホ依存をやめずに光だけ減らす
- ナイトシフト/ブルーライトカットON
- 輝度30%以下、ダークモード
- ベッドに持ち込むなら音声コンテンツ(環境音・朗読)に切替
- 物理的に遠ざけたいなら目覚まし時計を別に用意(スマホは部屋の外)
5-10 1日のモデル(デスクワーク例)
- 07:00 起床・光を浴びる・水250ml
- 07:30 朝食(タンパク20g)
- 12:30 昼食/10分散歩
- 18:30 軽い運動20分
- 19:30 夕食(就寝3時間前を意識)
- 21:30 入浴→ストレッチ&呼吸→温かいノンカフェイン
- 22:30 照明ダウン・スマホ低輝度
- 23:00 就寝
5-11 よくある悩みと即解決
- 夜中に目が覚める → 就寝前の大量飲水をやめる、寝室を涼しめに、耳栓・アイマスクも検討。
- 朝がだるい → 起床後太陽光+常温の水、シャワーで首元にぬるめの水で切替。
- 仕事のストレスで眠れない → 就寝前に**“心配リスト”を3行だけ書く**→明日の最初の一歩を1行。脳の“未完了ループ”を閉じる。
- 寝酒が習慣 → 最初の一杯をノンアルに置換→平日2日休肝→週合計杯数を見える化で徐々に減らす。
5-12 今日のチェックリスト
- 起床時間を固定(±1時間以内)
- 就寝90分前ルーティンを実行
- 夕食は就寝3時間前まで/軽め+高タンパク
- カフェインは午後控えめ・アルコールは水とセット
- 寝室の光・温度・音を整えた(18–20℃/40–60%/静か)
第6章 ストレス管理で暴飲暴食を断つ
食欲の暴走は“意志力不足”ではなく、ストレスの出口が食べ物になっているだけ。
ここでは、忙しい社会人でも続けられる5分以内の対処と、そもそも暴食が起きにくい仕組み化を用意します。
6-1 まず押さえる3原則
- トリガーを見つける:時間帯・場所・人・感情(例:19時の残業中、メールの催促、孤独感)。
- 代替の儀式を先に決める:食べ物以外の“手当て”(呼吸・散歩・メモ)。
- 環境を先に整える:目に入るものが行動を決める。机の上から菓子を消す=半分成功。
6-2 暴飲暴食の直前に使う「1分レスキュー」
① 60秒ボックス呼吸(4-4-4-4)
- 4秒で吸う → 4秒止める → 4秒吐く → 4秒止める ×4セット
→ 心拍と思考を同時に落ち着かせる。会議前・電車内でもOK。
② 1分“身体スキャン”
- 目を閉じ、頭→肩→胸→腹→脚の順に力を入れて3秒→脱力。
→ 緊張が抜けると「食べて気を紛らわす必要」が下がる。
③ 30秒“着地点メモ”
- いま感じていることを名詞・一語で3つ書く(例:苛立ち/不安/疲労)。
- 次にできる最小の一歩を1行(例:「メールAだけ返す」)。
→ 感情→行動への橋を一本に絞る。
6-3 「食べたい波」をやり過ごす:アージサーフィン
食欲の波は10〜20分でピークアウト。
- 波を観察:「今は波。永遠じゃない」と声に出す。
- 注意を身体へ:足裏の感覚、呼吸数、心拍に意識を移す。
- 代替行動を3つ:炭酸水を飲む/温かいお茶/5分散歩。
- 10分タイマーをセット → 終わるまで食べ物に触れない。
→ 波が収まったらプロテインorヨーグルトなど**“計画された間食”**へ。
6-4 感情と空腹を分ける「HALTチェック」
- H(Hungry)空腹? → 最後の食事は何時?P(タンパク)足りてた?
- A(Angry)怒り? → 1分呼吸→メールは下書きに保存。
- L(Lonely)孤独? → 3分だけ同僚or友人にチャット。
- T(Tired)疲労? → 温かいお茶+目を閉じて5分。
→ 空腹以外なら食べ物で解決しない。別の手当てでOK。
6-5 仕事中に効く「5分で切り替えルーティン」
- 姿勢リセット1分:椅子の前に座り直し、胸を開いて深呼吸×5。
- 肩甲骨ぐるぐる1分:後ろ回し20回。
- 首・目リフレッシュ1分:遠く5mを10秒×3セット。
- 立って前屈30秒→ふくらはぎ伸ばし30秒。
- 席を離れて水補給1分。
→ 合計5分で交感→副交感を切り替え。集中力の回復=間食欲求の低下。
6-6 食べる“以外”のストレス対処ツール箱
- ミニ散歩10分:屋外で日光を浴びる(朝〜昼)。
- 5感を使う:手を温水に1分/好きな香り(柑橘)を嗅ぐ/BGMを1曲分だけ。
- 手を動かす:紙に“今日やらないことリスト”を書く/机の上を1分だけ片づけ。
- ミニ瞑想3分:呼吸の出入りに注意を戻す。雑念は“置き石”のように横に置くイメージ。
6-7 食環境の整え方(勝つための“初期配置”)
- 机の上:水ボトル・無糖ガム・プロテインバー(糖質10g以下)を見える場所に。
- 引き出し:ナッツ小袋(10〜15粒/包)・スティック寒天ゼリー。
- 見えない化:お菓子は高い棚・不透明容器へ。
- 帰宅動線:玄関に炭酸水BOX、キッチンの最初の引き出しにゆで卵・ヨーグルトの定位置。
- 会議室:ペットボトルの水だけを置く(砂糖飲料は置かない)。
6-8 もし“食べる”なら:被害最小の法則
- たんぱく質先行(ヨーグルト/プロテイン1/2杯/ゆで卵)。
- 量は個包装(ナッツ1袋/高カカオチョコ2〜3片)。
- 食べる場所を固定(デスクでながら食べしない)。
- 甘い物は“週に回数管理”(例:平日2回、週末1回まで)。
- 記録は写真1枚(アプリ不要。カメラロールで振り返る)。
6-9 感情の棚卸しテンプレ(夜3分)
- 今日のストレスTOP1:______
- それはコントロール可能?(はい/いいえ)
- 可能→最初の一歩:____
- 不可→手放し行動(散歩・入浴・寝る)
- **自分ナイス!**今日の良かった1つ:____
→ “できたこと”に光を当て、自己効力感を回復。
6-10 人間関係・会食のストレスを軽くする言い回し
- 量の誘いに:「今日はトレーニング日で控えめにしてます。おいしいのでゆっくり味わいます。」
- 締めの炭水化物に:「一口いただきます。すごくおいしいですね。」
- もう一杯に:「早い時間が明日早くて、今日はここで水にします。」
→ 断り方は肯定+理由+代替の3点セットで角が立たない。
6-11 休日の“ストレス散財/衝動食い”を減らす48時間設計
- 前夜:起床時間を±1時間に収める/朝食のタンパク質を確保。
- 午前:外に出るタスクを1つ(散歩・買い物)。
- 午後:予定のない2時間を“無計画”にしない(映画・読書・掃除のどれかを事前に決める)。
- 夕方:軽い運動 or 入浴→夕食は主菜ファースト。
- 夜:寝る90分前ルーティン(第5章)。
6-12 よくある悩みと即答
- 「ストレスで甘い物がやめられない」
→ **“量ではなく回数”**を管理(週3回・各200kcal以内)。食前にタンパク質を入れて血糖の波をなだらかに。 - 「仕事帰りに自動でコンビニへ」
→ ルートを一本だけ変える/家の冷凍庫に**“帰宅直後のご褒美”**(無糖アイスバー等)を常備。 - 「夜の飲み会後にラーメン」
→ 炭酸水+味玉に置換/帰宅後は白湯+即寝の儀式をテンプレ化。 - 「ストレス源が人」
→ 事実(観察)/感情/ニーズ/依頼 の順に**非暴力コミュニケーション(NVC)**でメモ→必要なら翌日に冷静に伝える。
6-13 30日“習慣化”の設計(If-Thenプラン)
- If:19時以降に甘い物が欲しくなった Then:炭酸水を飲みながら1分ボックス呼吸。
- If:会議後にイライラ Then:屋外へ出て5分歩く。
- If:帰宅してすぐキッチンへ向かった Then:まずシャワー。
- If:寝る前にスマホを触り始めた Then:音声だけのアプリに切替。
6-14 今日のチェックリスト
- トリガー(時間・場所・感情)を1つ書き出した
- 1分レスキュー(呼吸・身体スキャン・着地点メモ)を1回実施
- デスクの食環境を“勝つ配置”に変えた
- アージサーフィンで10分の波をやり過ごした
- 夜3分の棚卸しメモを書いた
第7章 7日間ミニ実践プラン(テンプレ)
“考えずに回せる”ことが継続のカギ。ここでは、朝タンパク20g+水2L+運動20分+睡眠90分前ルーティンを土台に、平日時短/外食対応まで含めた7日メニューを提示します。
数字は目安。完璧より80点を毎日。
7-1 共通ルール(先に固定)
- P目標:体重×1.0–1.5g/日(例:60kg→60–90g)
- 水:1.8–2.0Lを6タイミング(起床・出社・昼前・昼後・夕方・就寝1–2h前)
- 運動:平日20分(有酸素8+サーキット10+クールダウン2)/週末30分
- 睡眠:起床時刻を**±1h以内**、就寝90分前ルーティン
- 会食ルール:主菜ファースト/ご飯・麺は半量/揚げ物か締めはどちらか一つ
7-2 平日テンプレ(共通の朝・間食)
毎朝(5分)
- A) プロテイン+バナナ(P20–25g)
- B) ギリシャヨーグルト200g+ゆで卵1(P26g)
- C) 納豆オムレツ(卵2+納豆1)+味噌汁(P22g)
間食(選択肢)
- 無糖ヨーグルト100–150g/ゆで卵1/プロテイン1/2杯/ナッツ小袋(10–15粒)/高カカオチョコ2–3片
7-3 7日プラン(在宅・出社・外食が混ざる想定)
Day1(月)|出社・通常
- 昼:サラダチキン+海藻サラダ+おにぎり1(P25–30g)
- 夜:鮭のホイル焼き+具だくさん味噌汁+ご飯小(P20g)
- 運動:平日20分テンプレ
- タスク:水のタイムスタンプ法を開始
Day2(火)|残業で遅め
- 昼:生姜焼き定食(ご飯半分・小鉢追加)(P30g)
- 夜:遅くなる→軽め+高タンパ:ヨーグルト200g+味噌汁+冷奴(P30g)
- 運動:最短8分(速歩インターバル4分+AMRAP4分)
- 睡眠:就寝90分前ルーティンを簡易版(シャワー+呼吸)
Day3(水)|在宅ワーク
- 昼:鶏むねレンチン150g+冷凍ブロッコリー+パック玄米(P33g)
- 夜:サバ缶トマト煮+全粒粉トースト1(P25g)
- 運動:平日20分+首・肩ストレッチ3分
- ストレス:1分着地点メモを会議後に実施
Day4(木)|会食(居酒屋)
- 昼:蕎麦(ざる)+温玉(P15–20g)
- 夜(会食):刺身・冷奴・焼き鳥(塩2本)・サラダ→締めはシェア一口(P30g超)
- 運動:朝に速歩10分だけ前倒し
- アルコール:1杯ごとに水200mlのルール
Day5(金)|疲労感あり
- 昼:カレー(チキンor豆)+ライス少なめ(P20–30g)
- 夜:豚ロース生姜焼き+千切りキャベツ+味噌汁(P25g)
- 運動:平日20分→RPE5で軽め
- 回復:入浴10–15分→睡眠最優先
Day6(土)|週末30分+作り置き
- 昼:ツナ水煮+海藻サラダ+玄米おにぎり(P25g)
- 夜:鶏むねソテー+きのこマリネ+雑穀ご飯小(P30g)
- 運動:週末30分テンプレ
- 家事:茹で鶏・味玉・きのこマリネを3日分仕込み
Day7(日)|外出多め・リカバリー
- 昼(外食):定食屋で焼き魚+ご飯小(P25g)
- 夜:高野豆腐の卵とじ+サラダ+スープ(P25g)
- 運動:散歩40–60分(会話できる速さ)
- 次週準備:朝のタンパク質セット(ヨーグルト/プロテイン)を定位置へ
7-4 置き換え早見表(時間がない/店に入った時)
- パン屋に入ってしまった → 全粒粉サンド(チキンor卵)+スープ
- ラーメン気分 → 半麺可なら半麺+味玉、スープは3口
- 丼もの → 肉・魚多めの小盛+味噌汁
- コンビニ → サラダチキン or ツナ水煮+おにぎり+味噌汁
- カフェ → 無糖ラテ(低脂肪)+プロテインバー(糖質10g以下)
7-5 1週間の買い物メモ(これだけで回る)
- タンパク源:鶏むね1kg/鮭4切れ/サバ缶4/ツナ水煮3/卵10〜12/木綿豆腐4
- 野菜・副菜:冷凍ブロッコリー・ほうれん草・ミックスベジ/トマト缶1
- 炭水化物:パック玄米6/全粒粉パン/オートミール
- その他:ヨーグルト大2/無糖炭酸水箱/ナッツ小袋/味噌・わかめ・豆腐(味噌汁用)
7-6 作り置きガイド(60分で4品)
- 茹で鶏(塩+酒):300–400g×2袋(冷蔵3日)
- 味玉:6個(冷蔵3–4日)
- きのこマリネ:しめじ・舞茸・えのき+酢・オリーブ油少々
- 野菜スープ:玉ねぎ・人参・キャベツ+コンソメ(冷蔵3日・冷凍可)
→ 平日の主菜・副菜・汁が“温めるだけ”に。
7-7 PFCのざっくり目安(60kg・減量期1,500kcal)
- P:60–90g(240–360kcal)
- F:45–55g(405–495kcal)
- C:残り180–210g(720–840kcal)
→ 手のひら・こぶし法で十分。厳密計量は不要。
7-8 体重・体脂肪の記録は“週平均”
- 毎朝同条件(起床後・排泄後・水前)で計測
- 週平均で上がり下がりを判断(±0.3〜0.6kg/週が目安)
- 停滞したら:
- 水が足りているか
- **P(タンパク)**不足していないか
- 運動回数(最短8分含む)が週3回以上か
- 睡眠が削れていないか
7-9 今日のチェックリスト
- 朝タンパク20–30g
- 水を6タイミングで合計1.8–2.0L
- 20分運動(最短8分でも0回にしない)
- 夜は90分前ルーティン
- 写真1枚で食事ログ(アプリ不要)
第8章 よくある失敗と対処法Q&A
“知っていれば回避できる”落とし穴を、質問形式で一気にクリアにします。迷ったらここへ戻ればOK。
Q1. 体重が全然落ちない(停滞期?)
A. まずは週平均で判断(±0.3〜0.6kg/週が目安)。停滞したら下記を順に点検。
- 水:体重×30–35mlが飲めている?(第4章)
- P(タンパク):体重×1.0g/日を下回ってない?
- 運動:最短8分でも週3回を確保できている?(第3章)
- 睡眠:7–8時間&90分前ルーティンは?(第5章)
- 外食:主食量が“こぶし1個”を越えていない?
→ それでも動かないときは**−100〜150kcal**だけ調整(間食の見直し等)。急激なカットはNG。
Q2. 仕事が立て込み、気づくと“炭水化物だけ”の食事に…
A. 足し算発想で即修正。
- コンビニでゆで卵/ギリシャヨーグルト/豆腐/ツナ水煮を1品追加。
- その場で難しければ会食60分前にプロテイン1/2杯で保険をかける。
→ 「炭水化物だけ」→「主菜を足す」が最短ルート。
Q3. 甘いもの欲が止まらない
A. 血糖の波とストレスが原因になりがち。
- 食前20分の水200ml+食物繊維(サラダ・味噌汁)
- 小腹は計画的に:無糖ヨーグルト/高カカオ2–3片/プロテインプリン
- アージサーフィン10分(第6章):波は必ず引く。
- 回数管理:平日2回・週末1回まで、各200kcal目安。
Q4. 会食・飲み会が多い週、どうリカバリー?
A. 当日と翌日で**“前後策”**を。
- 当日:主菜ファースト(刺身・焼き鳥塩・冷奴)/揚げ物か締めはどちらか一つ/1杯ごとに水。
- 翌日:高タンパ+炭水化物少なめ(味噌汁+主菜)/散歩40–60分/睡眠最優先。
→ 週平均で整えればOK。罪悪感より仕切り直し。
Q5. 夕方のエネルギー切れでトレーニングを飛ばしがち
A. 最短8分の“ゼロ回回避”を発動(第3章)。
- 速歩40秒↔ゆっくり20秒×4+AMRAP4分
- できたらご褒美(温かいノンカフェイン/入浴)。
→ 翌日の心理的ハードルが下がり、継続率が上がる。
Q6. 体重は減るのに見た目が変わらない
A. 筋肉も落ちて小さくなるだけの可能性。
- タンパク質を体重×1.2gに上げる(上限帯へ)
- 筋トレの回数or周回を+10〜20%
- 鏡・写真・ウエスト計測を週1でチェック(体重以外の指標を持つ)。
Q7. 膝や腰が不安で運動が怖い
A. 痛みは即ストップが大原則。
- 有酸素は速歩/バイク中心へ。
- 筋トレはヒップヒンジ・プランクを軸に、スクワットは椅子スクワットで可動域を浅く。
- 痛みが続く場合は専門家に相談。無理はしない。
Q8. 出張や旅行でペースが崩れる
A. 3点だけ死守:
- 朝タンパク20g(ヨーグルト/プロテイン)
- 水2L目安(空港で500ml×3本を購入)
- 歩数(移動日は6,000〜8,000歩を狙う)
→ 食事は主菜ファースト、主食はハーフから。
Q9. 便秘・むくみで体重が増える
A. 水・食物繊維・動くの三点セット。
- 水:コップ1杯×6回のタイミング徹底
- 食物繊維:海藻・きのこ・オートミール・豆を毎日
- 動く:10分散歩と足首回し
- それでもダメなら発酵食品(ヨーグルト・納豆・味噌汁)を足す。
Q10. モチベが落ちた。何のためにやってるか分からない
A. “行動目的”を極小化して再始動。
- 目的=「今日の自分に○を付ける」だけ。
- 写真1枚の食事ログ/8分運動/起床時間固定のどれか1つで合格。
→ 小さな成功の積み重ねが自己効力感を戻す。
Q11. 生理周期(女性)で食欲や体重が乱高下
A. **黄体期(PMS前後)**は水分・塩分・睡眠を優先。
- 水+カリウム(バナナ・ほうれん草)でむくみ対策
- 低脂肪高タンパを意識(脂っこいものは満足感に対してカロリー過多)
- 体重は週平均で判断。一時的な増加は水分変動のことが多い。
Q12. 数字の管理がストレス
A. **“手のひら・こぶし法”**で十分(第1章)。
- 主菜=手のひら1枚、主食=こぶし1個、副菜=両手1杯。
- PFCやカロリーはざっくりでOK。
→ 重要なのは長く続く仕組み。
Q13. 体重を早く落としたくて、さらに食事を削りたい…
A. 短期の我慢は長期のリバウンドに直結。
- 減らすより整える(タンパク・水・睡眠・運動の土台)
- 調整は**−100〜150kcal**ずつ、2週間様子見が安全圏。
- 体調に異変があれば医療者へ相談。
8-ラスト:今日のチェックリスト
- 停滞時は水→P→運動→睡眠の順で点検した
- “炭水化物だけ”の食事に主菜を足した
- 甘い物は回数管理に切り替えた
- 最短8分で“ゼロ回”を回避できた
- 判断に迷ったら手のひら・こぶし法に戻った
まとめ:短期の数字より、長期の仕組み
結論はシンプル。
- 食べないではなく整える(P=タンパク質/W=水/M=適度な運動/S=睡眠/R=ストレス対処)。
- 「完璧」はいらない。80点を毎日のほうが、体は正直に応えてくれます。
- 迷ったら手のひら・こぶし法と最短8分運動に戻る。これが“リバウンドしない”最短ルート。
今日から始める3つの一歩(3×5分)
- 朝タンパク20g(ヨーグルト200g+ゆで卵1)
- 水を6タイミングで計画飲み(起床・出社・昼前・昼後・夕方・就寝1–2h前)
- 8〜20分運動(速歩インターバル+全身サーキット)
30日ロードマップ(ざっくり)
- Week1:食事の“主菜を足す”&水2Lを習慣化
- Week2:平日20分運動を週3回に/就寝90分前ルーティン開始
- Week3:タンパク質を体重×1.2gへ引き上げ/最短8分で欠席ゼロ
- Week4:会食リカバリー(翌日:高タンパ+散歩60分)を定着
進捗の見方(週平均でOK)
- 体重:±0.3〜0.6kg/週の変化を狙う
- 非体重KPI:
- 朝の眠気↓/午後の間食回数↓
- ウエスト周りのゆとり↑
- 週の合計運動回数(“0回の週”を作らない)
困ったらこの順に点検
水 → タンパク質 → 運動回数 → 睡眠 → ストレス対処
どこか1つが外れても、今日から1つ戻せばOK。
付録A:コンビニ別・高タンパ“即決リスト”(日本想定)
目安:1品でP10–20g、脂質は控えめ、無糖を優先。
共通で買える定番
- サラダチキン/グリルチキン(P20g前後)
- ギリシャヨーグルト無糖200g(P20g前後)
- ゆで卵(P6g/個)・味玉
- ツナ水煮缶(P13–16g)/サバ缶(半缶でP12–15g)
- 豆腐・冷奴(木綿1/2丁でP10–12g)
- プロテインドリンク(1本P15–20g/糖質は低めを)
- 海藻サラダ・具だくさん味噌汁(食物繊維+水分で満足度UP)
- 玄米おにぎり/雑穀おにぎり(こぶし1個分が目安)
組み合わせテンプレ
- A:サラダチキン+海藻サラダ+おにぎり半分〜1個
- B:ギリシャヨーグルト200g+ゆで卵1–2個
- C:ツナ水煮缶+味噌汁+玄米おにぎり
付録B:1週間の買い出し&作り置きカンペ(印刷用)
1. 買い出しリスト(60kg・1週間目安)
- タンパク源:鶏むね1kg/鮭4切れ/サバ缶4/ツナ水煮3/卵10〜12/木綿豆腐4
- 副菜系:冷凍ブロッコリー・ほうれん草・ミックスベジ/海藻・きのこ類/トマト缶1
- 炭水化物:パック玄米6/全粒粉パン/オートミール
- その他:ギリシャヨーグルト大2/無糖炭酸水箱/ナッツ小袋/味噌・乾燥わかめ
2. 60分で作る“平日ラクセット”
- 茹で鶏(塩+酒):300–400g×2袋(冷蔵3日)
- 味玉:6個(冷蔵3–4日)
- きのこマリネ:しめじ・舞茸・えのき+酢・オリーブ油少々
- 野菜スープ:玉ねぎ・人参・キャベツ+コンソメ(冷蔵3日・冷凍可)
3. 日持ち目安
- 茹で鶏:3日/味玉:3–4日/きのこマリネ:3日/野菜スープ:3日(冷凍可)
付録C:超時短メニュー・カタログ(10分以内)
- 鶏むねレンチン+冷凍ブロッコリー+パック玄米
- 納豆オムレツ+味噌汁+ミニサラダ
- サバ缶トマト丼(缶+トマト缶+玉ねぎレンチン)
- 鮭のトースターホイル焼き+具だくさん味噌汁
- 高野豆腐の卵とじ+サラダ+雑穀ご飯小
付録D:会食・外食“被害最小”スクリプト集
- 最初の一皿:「刺身/冷奴/焼き鳥(塩)」
- 主食:「ご飯は小で」「麺は半麺できますか?」
- 断り方:「今日はトレーニング日でゆっくり味わいます」
- 締め:「皆さんのを一口いただきます」
- お酒:1杯ごとに水200mlをセット
付録E:チェックリスト(1枚運用)
- 朝にタンパク質20–30g
- 水を6タイミングで1.8–2.0L
- 20分運動(最短8分でも0回回避)
- 主菜ファーストで注文/“こぶし1個”ルール
- 就寝90分前ルーティン
- 会食は翌日リカバリーを予約(高タンパ+散歩)


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