リバウンドしない減量術:タンパク質・水分・適度な運動で代謝を味方に

ダイエット・食事管理
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なぜ「我慢するダイエット」は続かないのか

忙しい社会人ほど、短期で体重を落としたくなりがち。でも極端に食べる量を減らすと、身体は“省エネモード”(代謝低下)に切り替わり、筋肉も落ちやすくなります。結果、元の食事に戻した瞬間に体脂肪がつきやすくなり、リバウンドへ──。
本記事は「食べない」で痩せるのではなく、タンパク質・水分・適度な運動基礎代謝を守りながら落とす、忙しい人向けの実践ガイドです。

  1. 本記事のゴール
  2. “代謝を味方にする”という発想
  3. 忙しい社会人がつまずく3つの壁
  4. 今日からのミニルール(先に結論)
  5. 用語はサクッと理解
  6. 1-1 極端なカロリーカットが失敗する理由
  7. 1-2 1日の適正カロリーのざっくり目安
  8. 1-3 配分は「PFCバランス」で決める
  9. 1-4 「主食・主菜・副菜」プレート法(外食・自炊どちらもOK)
  10. 1-5 コンビニで“即決”テンプレ(日本の主要チェーン想定)
    1. 目的別セット
    2. スイーツ欲対策
  11. 1-6 外食での“主菜ファースト”戦術
  12. 1-7 忙しい日に効く「置き換え・足し算」の発想
  13. 1-8 7ルール(これだけ守ればOK)
  14. 1-9 時短の作り置き&買い物メモ(平日ラクに)
  15. 1-10 よくある落とし穴と対処
  16. 1-11 ミニチェックリスト(今日から)
  17. 2-1 1日の必要量と配分(まずはここから)
  18. 2-2 朝に20g入れる理由(“立ち上げ”の一発目)
    1. 朝20gの“即決テンプレ”
  19. 2-3 主要食材の“たんぱく質グラム感”
  20. 2-4 コンビニ&外食の“高タンパク即決表”
    1. コンビニ
    2. 外食
  21. 2-5 5分で作れる“朝・昼・夜”サンプル
    1. 朝(5分)
    2. 昼(10分・電子レンジ活用)
    3. 夜(10–15分・疲れていても)
  22. 2-6 ベジタリアン/乳糖不耐症/時短での工夫
  23. 2-7 サプリ(プロテイン)の選び方と使い分け
  24. 2-8 「質」を見抜くラベル読み
  25. 2-9 小腹&会食前の“セーフティネット”
  26. 2-10 1日の“合計60–90g”を現実にするモデル
  27. 2-11 よくある悩みと即解決
  28. 2-12 今日のチェックリスト
  29. 3-1 戦略:有酸素(脂肪を使う)×筋トレ(代謝の土台)
  30. 3-2 ウォームアップ(2分)
  31. 3-3 平日20分テンプレ(器具なし)
  32. 3-4 週末30分テンプレ(余裕がある日)
  33. 3-5 強度の目安(RPE)と心拍ざっくり感覚
  34. 3-6 フォームの最重要ポイント(ケガ予防)
  35. 3-7 進捗の付け方(4週間プラン)
  36. 3-8 「時間がない日」の最短8分
  37. 3-9 オフィス&通勤で“ながら運動”
  38. 3-10 オプション:短時間HIIT(週1まで)
  39. 3-11 家にあるもので負荷を足す
  40. 3-12 よくある悩みと答え
  41. 3-13 週間スケジュール例(忙しい週)
  42. 3-14 今日のチェックリスト
  43. 4-1 目安量と考え方
  44. 4-2 タイミング別・最適化ルーティン
  45. 4-3 何を飲む?(用途別の選び分け)
  46. 4-4 電解質(ナトリウム・カリウム)とのバランス
  47. 4-5 アルコールとの付き合い方
  48. 4-6 職場で続ける仕組み(ボトル運用術)
  49. 4-7 よくある悩みと即解決
  50. 4-8 1日のモデル(デスクワーク・60kg)
  51. 4-9 ミニレシピ:低カロリーで満足感UP
  52. 4-10 自己チェック(尿色スケール・簡易版)
  53. 4-11 今日のチェックリスト
  54. 5-1 睡眠と食欲ホルモンを超シンプルに
  55. 5-2 まずは「起床時間」を固定
  56. 5-3 就寝90分前ルーティン(テンプレ)
  57. 5-4 夕食とアルコールのルール
  58. 5-5 「眠れない夜」の応急処置(布団に入ってから)
  59. 5-6 昼寝(パワーナップ)の使い方
  60. 5-7 枕と寝具:3つだけ見れば十分
  61. 5-8 夜の小腹とカフェイン管理
  62. 5-9 スマホ依存をやめずに光だけ減らす
  63. 5-10 1日のモデル(デスクワーク例)
  64. 5-11 よくある悩みと即解決
  65. 5-12 今日のチェックリスト
  66. 6-1 まず押さえる3原則
  67. 6-2 暴飲暴食の直前に使う「1分レスキュー」
    1. ① 60秒ボックス呼吸(4-4-4-4)
    2. ② 1分“身体スキャン”
    3. ③ 30秒“着地点メモ”
  68. 6-3 「食べたい波」をやり過ごす:アージサーフィン
  69. 6-4 感情と空腹を分ける「HALTチェック」
  70. 6-5 仕事中に効く「5分で切り替えルーティン」
  71. 6-6 食べる“以外”のストレス対処ツール箱
  72. 6-7 食環境の整え方(勝つための“初期配置”)
  73. 6-8 もし“食べる”なら:被害最小の法則
  74. 6-9 感情の棚卸しテンプレ(夜3分)
  75. 6-10 人間関係・会食のストレスを軽くする言い回し
  76. 6-11 休日の“ストレス散財/衝動食い”を減らす48時間設計
  77. 6-12 よくある悩みと即答
  78. 6-13 30日“習慣化”の設計(If-Thenプラン)
  79. 6-14 今日のチェックリスト
  80. 7-1 共通ルール(先に固定)
  81. 7-2 平日テンプレ(共通の朝・間食)
  82. 7-3 7日プラン(在宅・出社・外食が混ざる想定)
    1. Day1(月)|出社・通常
    2. Day2(火)|残業で遅め
    3. Day3(水)|在宅ワーク
    4. Day4(木)|会食(居酒屋)
    5. Day5(金)|疲労感あり
    6. Day6(土)|週末30分+作り置き
    7. Day7(日)|外出多め・リカバリー
  83. 7-4 置き換え早見表(時間がない/店に入った時)
  84. 7-5 1週間の買い物メモ(これだけで回る)
  85. 7-6 作り置きガイド(60分で4品)
  86. 7-7 PFCのざっくり目安(60kg・減量期1,500kcal)
  87. 7-8 体重・体脂肪の記録は“週平均”
  88. 7-9 今日のチェックリスト
  89. Q1. 体重が全然落ちない(停滞期?)
  90. Q2. 仕事が立て込み、気づくと“炭水化物だけ”の食事に…
  91. Q3. 甘いもの欲が止まらない
  92. Q4. 会食・飲み会が多い週、どうリカバリー?
  93. Q5. 夕方のエネルギー切れでトレーニングを飛ばしがち
  94. Q6. 体重は減るのに見た目が変わらない
  95. Q7. 膝や腰が不安で運動が怖い
  96. Q8. 出張や旅行でペースが崩れる
  97. Q9. 便秘・むくみで体重が増える
  98. Q10. モチベが落ちた。何のためにやってるか分からない
  99. Q11. 生理周期(女性)で食欲や体重が乱高下
  100. Q12. 数字の管理がストレス
  101. Q13. 体重を早く落としたくて、さらに食事を削りたい…
  102. 8-ラスト:今日のチェックリスト
  103. 今日から始める3つの一歩(3×5分)
  104. 30日ロードマップ(ざっくり)
  105. 進捗の見方(週平均でOK)
  106. 困ったらこの順に点検
    1. 共通で買える定番
    2. 組み合わせテンプレ
  107. 1. 買い出しリスト(60kg・1週間目安)
  108. 2. 60分で作る“平日ラクセット”
  109. 3. 日持ち目安

本記事のゴール

  • リバウンドしないための6つの原則(食事・運動・睡眠・ストレス管理)を、忙しい日常でも実行できる形に落とし込む。
  • 迷ったら戻れるシンプルな判断基準と、7日間ミニ実践プランを手に入れる。

“代謝を味方にする”という発想

ダイエットの鍵は消費を増やし、消耗を減らすこと。

  • タンパク質:筋肉の材料。筋肉が落ちる=基礎代謝が落ちる。朝からしっかり入れると一日がラク。
  • 水分:代謝や体温調整、満腹感に直結。まずは「こまめに2L前後」を“習慣化”。
  • 適度な運動:有酸素で脂肪を使い、筋トレで代謝の土台を強化。短時間でも継続が最強。

忙しい社会人がつまずく3つの壁

  1. 食事が不規則:会食・残業で“とりあえず炭水化物だけ”になりがち。
  2. 運動が続かない:時間確保よりも“始めるコスト”が高い。
  3. 睡眠&ストレス:眠れない・イライラで甘い物に手が伸びる。

→ 本記事では、上記を仕組み化で解決します。具体的には、

  • コンビニ/外食での即決テンプレ
  • 10〜15分で済む時短トレ
  • 仕事終わりでもできる睡眠ルーティンストレス対処
    を“そのまま真似できる”形で提示します。

今日からのミニルール(先に結論)

  • 朝にタンパク質20g以上(例:ギリシャヨーグルト+ゆで卵、プロテイン+バナナ)。
  • 水は1日2Lを目安に4〜6回に分ける(起床直後・出社後・昼前・昼後・夕方・就寝1〜2時間前)。
  • 平日10分ウォーク+自重トレ10分(合計20分)。週2〜3回はスクワット・プランクなど全身を刺激。
  • 就寝90分前はデジタル断ち+ぬるめの入浴で睡眠の質を上げる。
  • 会食の日は“主菜ファースト”(肉・魚・大豆)→ 主食は半分、揚げ物と締めの炭水化物は“どちらか一つ”。

用語はサクッと理解

  • 基礎代謝:何もしなくても生命維持に使われるエネルギー。筋肉が多いほど高い。
  • 有酸素運動:ウォーキングやジョギングなど、酸素を使って脂肪を燃やす運動。
  • 自重筋トレ:器具を使わず自分の体重で行う筋トレ(スクワット、腕立て、プランク等)。

第1章 無理な食事制限をしない:減らすより「整える」

極端に“削る”ほどリバウンドは近づきます。ここでは、栄養バランスを崩さずに、自然と摂取カロリーが整う設計を作ります。キーワードは「量より配分」「我慢より仕組み」。


1-1 極端なカロリーカットが失敗する理由

  • 省エネ化(代謝低下):筋肉の分解が進み、同じ量を食べても太りやすい体に。
  • 反動食い:強い空腹→甘い物・脂っこい物への渇望。
  • 栄養不足:タンパク質・鉄・ビタミンB群不足で疲れやすく、運動も続かない。

目標は「食べる種類と順番を整える」こと。タンパク質・食物繊維・良質脂質を先に確保すれば、自然と総量は落ち着きます。


1-2 1日の適正カロリーのざっくり目安

難しい計算は不要。まずは維持カロリー=体重(kg)×28〜32kcal(座り仕事メインの場合)。
減量期はここから**−300〜500kcal**が目安。

  • 例1)60kg、デスクワーク中心
     維持:60×30 ≒ 1,800kcal → 減量目安 1,300〜1,500kcal
  • 例2)70kg、通勤でよく歩く
     維持:70×32 ≒ 2,240kcal → 減量目安 1,700〜1,900kcal

注意:急に1,000kcal以下などへ落とさない。まずは−300kcal程度から。


1-3 配分は「PFCバランス」で決める

  • P(Protein:タンパク質):体重×1.0〜1.5g/日(最低ラインは体重×1.0g)
  • F(Fat:脂質):総カロリーの25〜30%
  • C(Carb:炭水化物):残り

例)60kg・1,500kcal/日の場合

  • たんぱく質:60〜90g(240〜360kcal)
  • 脂質:1,500×0.28=420kcal(約47g)
  • 炭水化物:残り720〜840kcal(180〜210g)

用語メモ:PFCバランス=三大栄養素(Protein/Fat/Carb)の配分。満腹感や代謝の安定に直結。


1-4 「主食・主菜・副菜」プレート法(外食・自炊どちらもOK)

皿を3ゾーンに分けて考えます。

  1. 主菜(タンパク質):手のひらサイズ1枚分
     鶏むね/サバ/鮭/卵/豆腐/納豆/ギリシャヨーグルト
  2. 副菜(食物繊維):両手一杯分
     サラダ、海藻、きのこ、具だくさん味噌汁
  3. 主食(炭水化物):こぶし1個分(外食なら半分から)
     ご飯、蕎麦、全粒粉パン、オートミール

食べる順番:副菜 → 主菜 → 主食
→ 血糖の急上昇を防ぎ、食べ過ぎにくくなります。


1-5 コンビニで“即決”テンプレ(日本の主要チェーン想定)

目的別セット

  • 高タンパク・低脂質
    • サラダチキン or グリルチキン
    • 豆腐&わかめの味噌汁
    • おにぎり(鮭or梅or昆布)半分〜1個
  • 魚でオメガ3
    • サバ塩焼き、サンマ缶orツナ水煮
    • 海藻サラダ+ノンオイルドレッシング
    • 玄米おにぎり1個
  • 朝タンパク20g狙い
    • ギリシャヨーグルト無糖(たんぱく質10〜12g)
    • ゆで卵2個(12g)
    • バナナ or 小さめ全粒粉パン

スイーツ欲対策

  • 選ぶなら:高カカオチョコ少量、プロテインバー(糖質10g未満目安)、寒天ゼリー
  • 飲み物:水、炭酸水、無糖コーヒー・お茶(ラテは無糖or低脂肪ミルクに)

1-6 外食での“主菜ファースト”戦術

  • 定食屋:焼き魚or生姜焼き+小鉢(野菜)→ ご飯は小/半分、味噌汁はOK
  • 和食居酒屋:刺身、冷奴、枝豆、焼き鳥(塩・もも/むね/つくね)→ 揚げ物は1品まで
  • 蕎麦ざる蕎麦+温玉+野菜天をシェア
  • ラーメンの日
    • スープは3口まで
    • トッピングを味玉orチャーシューどちらかに
    • ミニサイズがあればミニに。サイド(餃子/炒飯)はどちらか一つ&シェア
  • カレー:ライス少なめ+チキン/豆カレーを選ぶ。サラダ先に。

1-7 忙しい日に効く「置き換え・足し算」の発想

  • 置き換え
    • ランチのパン→おにぎり(具は魚系)
    • クリーム系パスタ→和風/トマト系
    • 甘いカフェラテ→無糖ラテorアメリカーノ
  • 足し算
    • 「炭水化物だけ」の食事にゆで卵/納豆/ヨーグルトを1品足す
    • サラダに豆/チキン/ツナ水煮を足して主菜化

1-8 7ルール(これだけ守ればOK)

  1. 毎食タンパク質を確保(手のひら1枚 or 20〜30g)
  2. 主食はこぶし1個分(外食は半分から)
  3. 野菜・海藻・きのこを最初に
  4. 飲み物は基本“水”(1日2Lを4〜6回に分ける)
  5. 揚げ物・スイーツは1日1回まで(“ゼロ”にしない=反動防止)
  6. 会食前にタンパク質スナック(ヨーグルト/プロテイン/ゆで卵で暴食防止)
  7. 週平均で整える(外食多い日は、翌日を“軽め+高タンパク”)

1-9 時短の作り置き&買い物メモ(平日ラクに)

  • 冷蔵3日:茹で鶏、味玉、塩サバ焼き置き、ひじき煮、きのこマリネ
  • 缶・パック:ツナ水煮、サバ缶、鯖味噌缶、豆腐、納豆、パックご飯(玄米)
  • 冷凍:ブロッコリー、ほうれん草、ミックスベジ、サーモン切り身、雑穀ごはん
  • 最速メニュー3つ(10分以内)
    1. 鶏むねレンチン+冷凍ブロッコリー+パック玄米
    2. 納豆オムレツ+味噌汁+ミニサラダ
    3. サバ缶トマト煮(缶+トマト缶+玉ねぎ)+全粒粉トースト

1-10 よくある落とし穴と対処

  • 朝を抜く → 昼・夜のドカ食いに。朝タンパク20gだけは死守。
  • “サラダだけ”に走る → たんぱく質不足で空腹に。サラダ+主菜が基本。
  • 低糖質=正義と思う → 脂質の摂り過ぎでカロリー過多に。PFCで見る
  • 数字に疲れる → “手のひら・こぶし法”でOK。完全な計量は不要。

1-11 ミニチェックリスト(今日から)

  • 朝食でタンパク質20gを入れた
  • 昼食は主菜ファーストで注文した
  • 主食はこぶし1個分に調整した
  • 間食はプロテイン/ヨーグルト/ナッツ少量にした

第2章 タンパク質をしっかり摂る:朝の20gテンプレ&時短メニュー

筋肉=代謝の土台。 忙しくても「毎食でタンパク質を確保」できれば、空腹の暴走を抑え、消費エネルギーを落としにくくなります。ここでは量の目安・摂るタイミング・食材の選び方・すぐ作れるメニューをまとめます。


2-1 1日の必要量と配分(まずはここから)

  • 目安:体重×1.0〜1.5g/日
    例)体重60kg → 60〜90g/日
  • 配分:朝20–30g/昼20–40g/夜20–40g+必要なら間食10–20g
    → “ドカッと夜だけ”ではなく等間隔で。満腹感と筋合成のスイッチが安定します。

用語メモ:筋たんぱく質合成=筋肉が作られる反応。食事でタンパク質(特に必須アミノ酸)をとると数時間高まります。


2-2 朝に20g入れる理由(“立ち上げ”の一発目)

  • 夜の空腹時間で分解に傾いた体を合成モードに戻す
  • 血糖のブレが小さくなり、午前の間食を防止
  • 朝食がパン単体・おにぎり単体だと糖質に偏りやすいので、タンパク質を必ず足す

朝20gの“即決テンプレ”

  • プロテインシェイク(WPC/WPI/ソイ)+バナナ:1杯で20–25g
  • ギリシャヨーグルト無糖200g+はちみつ小さじ1+くるみ少々20g前後
  • ゆで卵2個+納豆1パック+味噌汁約22g
  • サラダチキン半分+全粒粉トースト1枚20g前後

3分で準備できるものだけ覚えておけばOK。「切る・混ぜる・注ぐ」まで。


2-3 主要食材の“たんぱく質グラム感”

  • 鶏むね(皮なし)100g … 22–24g
  • 鮭切り身1枚(80–100g)… 17–22g
  • サバ缶1/2缶 … 12–15g
  • 卵1個 … 6g
  • 木綿豆腐1/2丁(150g)… 10–12g
  • 納豆1パック … 7–8g
  • ギリシャヨーグルト200g … 20g前後
  • プロテインパウダー1杯 … 20–25g
  • ツナ水煮1缶 … 13–16g
  • カッテージ/低脂肪チーズ50g … 8–12g

これだけ覚えれば暗算できます。「主菜1品=約20g」が目安。


2-4 コンビニ&外食の“高タンパク即決表”

コンビニ

  • サラダチキン+味噌汁+おにぎり半分〜1個 → P25–30g
  • ギリシャヨーグルト200g+ゆで卵1–2個 → P26–32g
  • ツナ水煮缶+海藻サラダ+玄米おにぎり → P25g前後

外食

  • 定食屋:焼き魚or生姜焼き“定食のご飯少なめ”+小鉢 → P25–35g
  • 蕎麦屋ざる+温玉+ササミ天1本(天はシェア) → P20g前後
  • カレー:チキンor豆カレー+ライス少なめ → P20–30g
  • 居酒屋:刺身盛り+冷奴+焼き鳥(塩)2本 → P30g超

2-5 5分で作れる“朝・昼・夜”サンプル

朝(5分)

  1. プロテイン+バナナ+ブラックコーヒー(在宅・出社前)
  2. 納豆オムレツ(卵2+納豆1を混ぜて焼くだけ)+味噌汁
  3. ヨーグルトボウル(ギリシャヨーグルト+冷凍ベリー+オートミール大さじ2)

昼(10分・電子レンジ活用)

  1. 鶏むねレンチン+冷凍ブロッコリー+パック玄米
  2. サバ缶トマト丼(サバ缶+トマト缶+玉ねぎレンチン→玄米にON)
  3. 豆腐チキンそぼろ丼(鶏ひき+木綿豆腐を炒めて味噌・醤油で)

夜(10–15分・疲れていても)

  1. 鮭のホイル焼き(鮭・きのこ・塩胡椒→トースター)+味噌汁
  2. 豚ロース生姜焼き+千切りキャベツ+小鉢(もずく)
  3. 高野豆腐の卵とじ+サラダ+雑穀ごはん小盛り

2-6 ベジタリアン/乳糖不耐症/時短での工夫

  • ベジ:納豆・豆腐・厚揚げ・ツナ水煮(ペスコOKなら)・大豆ミート。ソイプロテインを常備。
  • 乳糖不耐WPI(ホエイアイソレート)や無乳糖ヨーグルトを選択。
  • 超時短:冷凍の「サイコロ鶏むね」「塩サバ」「枝豆」「ブロッコリー」を常備。解凍=調理にする。

2-7 サプリ(プロテイン)の選び方と使い分け

  • ホエイ(WPC/WPI):吸収が速い。朝・運動後に◎。WPIは乳糖がほぼゼロ。
  • カゼイン:ゆっくり吸収。就寝前の小腹対策に。
  • ソイ:腹持ち良く、植物性。朝・間食に◎。
  • 味の選び方:最初はプレーンor定番のチョコ。飽き対策で無糖ココア・インスタントコーヒーを混ぜる。

注意:腎臓疾患などの既往がある場合は医療者に相談。健康な人が目安量を守る範囲では一般的に安全です。


2-8 「質」を見抜くラベル読み

  • たんぱく質/1食20g前後
  • 脂質が過剰でないか(目安 10g以下
  • 糖質が不必要に高くないか(バー類は10g以下目安)
  • 原材料がシンプルか(砂糖・油・添加物の先頭列入りは控えめに)

2-9 小腹&会食前の“セーフティネット”

  • 会食60分前:プロテイン1/2杯 or ヨーグルト or ゆで卵1個 → 暴食を防止
  • 残業中の小腹:無糖ヨーグルト/チーズ少量/ナッツ10–15粒/高カカオチョコ2–3片
  • 甘い物が欲しいヨーグルト+冷凍マンゴープロテインプリンで代替

2-10 1日の“合計60–90g”を現実にするモデル

例:体重60kg・デスクワーク

  • 朝:ヨーグルト200g(20g)+ゆで卵1(6g)=26g
  • 昼:鶏むね150g(33g)+味噌汁+ご飯小=33g
  • 夜:鮭100g(20g)+副菜+ご飯小=20g
  • 間食:プロテイン1/2杯(12g)
    → 合計 91g(上限日の例)/間食なしなら 79g でもOK

2-11 よくある悩みと即解決

  • タンパク質を摂ると太る? → 脂質や糖が多い料理(唐揚げ・マヨ和え)になりやすいのが原因。**調理法(焼く・蒸す・茹でる)**で解決。
  • 蛋白質はお金がかかる? → 鶏むね・卵・豆腐・サバ缶は高コスパ四天王。まとめ買い&冷凍で単価ダウン。
  • お腹が張る → 量を一気に増やさず段階的に+水分1杯を添える。ヨーグルトは少量から

2-12 今日のチェックリスト

  • 朝に20–30g入れた
  • 各食に**主菜(手のひら1枚)**を置けた
  • 調理は焼く・蒸す・茹でるがメイン
  • 小腹対策のタンパク質スナックを常備した
  • 1日の合計が体重×1.0–1.5gに届いた

第3章 適度な運動を取り入れる:有酸素×筋トレの黄金比

「長く・ハードに」よりも、短く・確実に・積み重ねる。忙しい社会人の現実に合わせ、1回20分で脂肪燃焼と基礎代謝アップを両取りする設計にします。


3-1 戦略:有酸素(脂肪を使う)×筋トレ(代謝の土台)

  • 有酸素:ウォーキング/軽いジョグ/バイクなど。息が弾むけど会話できる強度(自覚的運動強度RPE 5–6)。
  • 筋トレ:下半身・押す・引く・体幹を全身サーキットで。フォーム重視・反動なし

合計20分でOK。平日は短く、週末に少し長めにするのが続くコツ。


3-2 ウォームアップ(2分)

  • 30秒ずつ:首回し→肩回し→股関節回し→足首回し
  • 30秒×2:その場足踏み→腕振り付き足踏み
    → 体温を上げ、関節に“油”をさすイメージ。

3-3 平日20分テンプレ(器具なし)

A:有酸素 8分

  • 0–2分:早歩き or その場ジョグ(RPE 4→5)
  • 2–7分:速歩インターバル(40秒 速歩 → 20秒 普通)×5
  • 7–8分:クールダウン歩き

B:全身サーキット 10分(休憩は最小限、3周)

  1. スクワット 12回(膝とつま先は同じ向き、かかと重心)
  2. 腕立て 8–12回(膝つきOK、胸を床に近づける)
  3. ヒップヒンジ(グッドモーニング) 12回(お尻を後ろへ、背中フラット)
  4. タオルロー/ドアロー 10–12回(背中で引く。ドアにタオルを掛け体重を少しかけて引く)
  5. プランク 30–40秒(お腹・お尻を軽く締め一直線)

C:クールダウン 2分

  • ふくらはぎ・腿前・腿裏・胸を軽くストレッチ(反動なし、各20–30秒)

3-4 週末30分テンプレ(余裕がある日)

  • 有酸素15分:公園で速歩→軽ジョグ→速歩、の3分ごと切替
  • 筋トレサーキット12分:上記5種目を4周
  • 呼吸1分:鼻から吸って4秒/口から吐いて6秒×5回(副交感神経をON)

3-5 強度の目安(RPE)と心拍ざっくり感覚

  • RPE 5–6:息が弾むが会話できる → 脂肪を使いやすく、継続しやすい。
  • RPE 7以上:会話が難しい → 週1回の“刺激”として短時間に。
    ※きつすぎる日はRPE4でOK。ゼロにしないのが勝ち。

3-6 フォームの最重要ポイント(ケガ予防)

  • スクワット:膝はつま先と同じ向き/胸は起こす/しゃがみは椅子に座るイメージ。
  • 腕立て:手は胸の横/肘は45度開き/腰を反らさない。
  • ヒップヒンジ:お尻を引いて股関節で折る/背中は一直線/太もも裏に張り感。
  • ロー:肩をすくめない/肩甲骨を寄せてから引く。
  • プランク:お腹・お尻に同時に力/腰が落ちない・高くならない。

3-7 進捗の付け方(4週間プラン)

Week1:回数下限でフォーム固め(例:腕立て8回、プランク30秒)
Week2:各種目+2回、またはプランク+10秒
Week3:サーキット周回数を+1(平日で3→4周はきつければ隔日)
Week4:有酸素のインターバルを40秒速歩→20秒ジョグに格上げ、RPE6–7

ルール:痛みが出たら即ストップ。息切れはOK、痛みはNG。


3-8 「時間がない日」の最短8分

  • 有酸素4分:速歩(40秒)↔ゆっくり歩き(20秒)×4
  • サーキット4分(AMRAP)
    • スクワット 10回 → プランク 30秒 → 腕立て 6回 → ヒップヒンジ 10回
      → できるだけ多くのラウンド(As Many Rounds As Possible)

0より1。 翌日のハードルを下げる効果が絶大。


3-9 オフィス&通勤で“ながら運動”

  • エレベーター→階段2階分
  • 昼休み10分外歩き(電話は歩きながら)
  • 1時間に1回、立って肩回し&その場足踏み30秒
  • 席では足首回し・つま先上下で血流UP

3-10 オプション:短時間HIIT(週1まで)

元気な日に4分タバタ風(20秒全力→10秒休憩×8セット)。種目はバイク/マウンテンクライマーなど関節に優しいものを。
※心拍が高くなるので、十分な準備運動翌日の軽め調整をセットに。


3-11 家にあるもので負荷を足す

  • バックパックに本を入れてスクワット
  • ペットボトルをダンベル代わりに(左右均等に)
  • タオルでロー/ラットプルの代替(ドアに掛ける→引く)

3-12 よくある悩みと答え

  • 汗をかかないと効果なし? → 体温や環境で変わる。呼吸の弾みフォーム維持が指標。
  • 筋肉痛が強い → 同部位は48–72時間空ける。歩き・ストレッチ・入浴で回復。
  • 膝が不安 → スクワットの可動域を浅く/椅子スクワットへ。ヒップヒンジ多めに切替。
  • 飽きる → プレイリストを週替わり/公園・ルートを変える/周回数や順番をシャッフル。

3-13 週間スケジュール例(忙しい週)

  • :平日20分(有酸素8+サーキット10+クールダウン2)
  • :オフィス“ながら”強化(階段+10分外歩き)
  • :平日20分
  • :最短8分 or 休息(ストレッチ5分)
  • :平日20分
  • :週末30分 or 散歩60分
  • :完全休養(軽いストレッチ)

3-14 今日のチェックリスト

  • 有酸素は息が弾むが会話可(RPE5–6)で8–15分
  • 全身サーキットを3周(下半身・押す・引く・体幹)
  • フォーム最優先(痛みNG)
  • 最短8分プランを用意して“ゼロ回”を回避
  • 週の合計時間を増やすより、欠席を減らした

第4章 水分補給を忘れずに:タイミング別のコツ

水は“代謝の潤滑油”。 体温調整・血流・老廃物の排出・脂肪燃焼系酵素の働きに関わり、食べ過ぎの抑制にも効きます。忙しいほど、**量ではなく“タイミングの仕組み化”**が勝負。


4-1 目安量と考え方

  • 基本目安:体重(kg) × 30–35ml/日
    例)60kg → 1.8–2.1L(食品中の水分を含めても、飲水で1.5–2Lを目安)
  • コーヒー・お茶の利尿は誇張されがち。無糖であれば水分源として計上OK(ただしカフェインは摂り過ぎ注意)。
  • 発汗が多い日・運動日は**+500ml**を目安に上乗せ。

「常にボトルが半分以下になったら補充」「1日4〜6回に分ける」が続くコツ。


4-2 タイミング別・最適化ルーティン

  1. 起床直後:コップ1杯(200–300ml)
     → 体内の脱水をリセット。体温も上がりやすい。
  2. 出社後/午前の仕事前:300ml
     → カフェイン前にまず水で“のど慣らし”。
  3. 食事の15–30分前:200ml
     → 食べ過ぎ抑制。胃酸を薄めない程度に“ほどほど”。
  4. 運動30分前:200–300ml/運動中:10–15分ごとに100–150ml
  5. 入浴前後:各200ml
  6. 就寝1〜2時間前:200ml(直前は量を多くしない)

4-3 何を飲む?(用途別の選び分け)

  • まずは水:常温または冷たすぎない水。
  • 炭酸水(無糖):満腹感UP、間食予防。
  • お茶(無糖):緑茶・麦茶・ほうじ茶。午後はカフェイン控えめに。
  • コーヒー:1日2–3杯までが目安。砂糖・クリームの“隠れカロリー”に注意。
  • スポーツドリンク長時間・大量発汗時のみ。普段使いは糖が過多になりやすい。
  • 経口補水液(ORS):体調不良や酷暑・下痢など脱水のリスク時に限定。

4-4 電解質(ナトリウム・カリウム)とのバランス

汗で失うのは水だけではありません。水ばかりで胃がちゃぷちゃぷ・だるい → 塩(ナトリウム)不足のサインかも。

  • 普段:食事で十分カバー可能(味噌汁・漬物は塩分過多にならない程度に活用)。
  • 夏・運動大:水500mlにひとつまみの塩+レモンの自作ドリンクも◎。
  • カリウム源:バナナ・ほうれん草・アボカド・芋類

4-5 アルコールとの付き合い方

  • アルコールは利尿作用+睡眠の質低下。飲むなら
    • 一杯ごとに水200mlをセット
    • 蒸留酒+炭酸水ハイボール小など糖質控えめを選ぶ
    • 締めの炭水化物は**“どちらか一つ”**(揚げ物か締め麺の二択に)

4-6 職場で続ける仕組み(ボトル運用術)

  • 机に1本・会議室に1本の“視界トリガー”。
  • 500ml×3本を朝のうちにデスクへ(「本数で管理」=残量の見える化)。
  • タイムスタンプ法:ボトルに「9時・11時・14時・16時」の目印を貼り、線を越えたら一口。

4-7 よくある悩みと即解決

  • トイレが近くなる → 最初の1週間は順応期間。一気飲みをやめ、こまめ飲みへ。体は徐々に調整されます。
  • 味に飽きるレモン・ミント・きゅうりでフレーバーウォーター。無糖の炭酸を併用。
  • むくむ → 水分不足でもむくみます。塩分の摂り過ぎ・長時間同じ姿勢も見直し、歩く・足首回しで循環UP。
  • 夜に喉が渇く → 夕方のうちに**+300ml**追加し、就寝直前は控える。

4-8 1日のモデル(デスクワーク・60kg)

  • 起床 250ml → 出社後 300ml → 昼食前 200ml → 昼食後 300ml → 夕方 300ml → 入浴前後 200ml → 就寝前 150–200ml
    → 合計 1.9–2.0L

4-9 ミニレシピ:低カロリーで満足感UP

  • レモン炭酸水:無糖炭酸300ml+レモン果汁小さじ1
  • 温ジンジャー麦茶:麦茶+薄切り生姜数枚(夜に◎)
  • “塩レモン水”(汗だくの日) :水500ml+塩ひとつまみ+レモン果汁小さじ1

4-10 自己チェック(尿色スケール・簡易版)

  • 淡いレモン色:OK
  • 濃い黄色:水分が不足気味 → コップ1杯追加
  • ほぼ透明:飲み過ぎ気味 → タイミングを広げる
    ※ビタミン剤服用時は濃くなりやすいので連日で傾向を見る

4-11 今日のチェックリスト

  • 体重×30–35mlの目安に近づいた
  • 起床・食前・運動前後・入浴前後の水を“習慣化”
  • 午後はカフェイン控えめに切り替えた
  • 机の上のボトル運用ができた
  • 尿色が淡いレモン色をキープ

第5章 睡眠の質を上げる:ホルモンバランスがカギ

痩せやすさ=日中の消費 × 夜の回復。
睡眠は“体脂肪のリセット時間”。ここが崩れると、食欲ホルモンのブレ代謝の低下で努力が空回りします。忙しくてもできる90分前ルーティンを軸に、最短コースで整えましょう。


5-1 睡眠と食欲ホルモンを超シンプルに

  • レプチン:満腹サイン。睡眠不足で減る → 食べ過ぎやすい
  • グレリン:空腹サイン。睡眠不足で増える → 甘い物・高脂質が欲しくなる
  • コルチゾール:ストレスホルモン。慢性化すると筋分解↑・脂肪蓄積↑
    → 結論:7〜8時間の質の良い睡眠が、翌日の食欲を“普通”に戻す近道。

5-2 まずは「起床時間」を固定

体は朝に合わせて設計すると安定します。

  • 平日・休日の起床時刻差は±1時間以内
  • 起きたら太陽光を2〜5分浴びる(窓越しでもOK)
  • コーヒーは起床後90分以降に(寝起き直後は水を先に)

就寝時間は前倒し“されてくる”。起きる時間を決める方が簡単です。


5-3 就寝90分前ルーティン(テンプレ)

  1. スクリーン卒業(スマホ・PCの強光を避ける)
  2. ぬるめの入浴(40℃×10–15分 or シャワー+足湯)
  3. 軽いストレッチと呼吸(首・肩・股関節を各30秒、4秒吸って6秒吐く×5)
  4. 温かいノンカフェイン(麦茶・白湯・カモミール)を150–200ml
  5. 部屋づくり:照明を電球色・間接光へ、室温18–20℃、湿度40–60%
  6. 明日の“型”を準備:服・ボトル・プロテインを置く(朝の意思決定を減らす)

入浴は深部体温を一度上げて→下がる波で眠気を誘導。寝る60〜90分前がベスト。


5-4 夕食とアルコールのルール

  • 食べる時刻:就寝3時間前までが理想。遅くなる日は軽め+高タンパク(汁物+主菜)。
  • 量の調整:炭水化物はこぶし半分に。揚げ物は避ける。
  • アルコール:寝つきは良く見えても睡眠の質を下げる。飲むなら就寝3時間前まで水200mlを1杯ごとに

5-5 「眠れない夜」の応急処置(布団に入ってから)

  • 寝返りOK:20分以上眠れない→いったん起きて薄暗い部屋で単調作業(紙の本・折りたたみ・日記)
  • 呼吸:4秒吸う→7秒止める→8秒吐く×4セット(副交感神経をON)
  • 思考の洪水対策:**“1行メモ”**に不安・TODOを書き出して、明日に預ける

5-6 昼寝(パワーナップ)の使い方

  • 10〜20分、15時前まで。横になれないなら目を閉じて座るだけでもOK。
  • 直前にコーヒー1杯→起きる頃にカフェインが効き始め、ダルさを防止(“カフェインナップ”)。

5-7 枕と寝具:3つだけ見れば十分

  1. 枕の高さ:横向きで鼻先・喉・胸が一直線になる高さ(高すぎも低すぎもNG)
  2. マットレス:仰向けで腰が沈み過ぎない硬さ(腰痛持ちはやや硬め)
  3. 掛け布団:季節に応じて熱がこもり過ぎないものを。暑ければ薄手+レイヤー調整

5-8 夜の小腹とカフェイン管理

  • 寝る2時間前以降はカフェインOFF(紅茶・緑茶・コーラも注意)
  • 小腹対策:温かい味噌汁・無糖ヨーグルト少量・カゼイン/ソイプロテイン1/2杯
  • 糖×脂の組み合わせ(菓子パン・アイス)は覚醒&睡眠質低下の二重苦

5-9 スマホ依存をやめずに光だけ減らす

  • ナイトシフト/ブルーライトカットON
  • 輝度30%以下ダークモード
  • ベッドに持ち込むなら音声コンテンツ(環境音・朗読)に切替
  • 物理的に遠ざけたいなら目覚まし時計を別に用意(スマホは部屋の外)

5-10 1日のモデル(デスクワーク例)

  • 07:00 起床・光を浴びる・水250ml
  • 07:30 朝食(タンパク20g)
  • 12:30 昼食/10分散歩
  • 18:30 軽い運動20分
  • 19:30 夕食(就寝3時間前を意識)
  • 21:30 入浴→ストレッチ&呼吸→温かいノンカフェイン
  • 22:30 照明ダウン・スマホ低輝度
  • 23:00 就寝

5-11 よくある悩みと即解決

  • 夜中に目が覚める → 就寝前の大量飲水をやめる、寝室を涼しめに、耳栓・アイマスクも検討。
  • 朝がだるい → 起床後太陽光+常温の水シャワーで首元にぬるめの水で切替。
  • 仕事のストレスで眠れない → 就寝前に**“心配リスト”を3行だけ書く**→明日の最初の一歩を1行。脳の“未完了ループ”を閉じる。
  • 寝酒が習慣最初の一杯をノンアルに置換→平日2日休肝週合計杯数を見える化で徐々に減らす。

5-12 今日のチェックリスト

  • 起床時間を固定(±1時間以内)
  • 就寝90分前ルーティンを実行
  • 夕食は就寝3時間前まで/軽め+高タンパク
  • カフェインは午後控えめ・アルコールは水とセット
  • 寝室の光・温度・音を整えた(18–20℃/40–60%/静か)

第6章 ストレス管理で暴飲暴食を断つ

食欲の暴走は“意志力不足”ではなく、ストレスの出口が食べ物になっているだけ。
ここでは、忙しい社会人でも続けられる5分以内の対処と、そもそも暴食が起きにくい仕組み化を用意します。


6-1 まず押さえる3原則

  1. トリガーを見つける:時間帯・場所・人・感情(例:19時の残業中、メールの催促、孤独感)。
  2. 代替の儀式を先に決める:食べ物以外の“手当て”(呼吸・散歩・メモ)。
  3. 環境を先に整える:目に入るものが行動を決める。机の上から菓子を消す=半分成功。

6-2 暴飲暴食の直前に使う「1分レスキュー」

① 60秒ボックス呼吸(4-4-4-4)

  • 4秒で吸う → 4秒止める → 4秒吐く → 4秒止める ×4セット
    → 心拍と思考を同時に落ち着かせる。会議前・電車内でもOK。

② 1分“身体スキャン”

  • 目を閉じ、頭→肩→胸→腹→脚の順に力を入れて3秒→脱力
    → 緊張が抜けると「食べて気を紛らわす必要」が下がる。

③ 30秒“着地点メモ”

  • いま感じていることを名詞・一語で3つ書く(例:苛立ち/不安/疲労)。
  • 次にできる最小の一歩を1行(例:「メールAだけ返す」)。
    → 感情→行動への橋を一本に絞る。

6-3 「食べたい波」をやり過ごす:アージサーフィン

食欲の波は10〜20分でピークアウト

  1. 波を観察:「今は波。永遠じゃない」と声に出す。
  2. 注意を身体へ:足裏の感覚、呼吸数、心拍に意識を移す。
  3. 代替行動を3つ:炭酸水を飲む/温かいお茶/5分散歩。
  4. 10分タイマーをセット → 終わるまで食べ物に触れない
    → 波が収まったらプロテインorヨーグルトなど**“計画された間食”**へ。

6-4 感情と空腹を分ける「HALTチェック」

  • H(Hungry)空腹? → 最後の食事は何時?P(タンパク)足りてた?
  • A(Angry)怒り? → 1分呼吸→メールは下書きに保存。
  • L(Lonely)孤独? → 3分だけ同僚or友人にチャット。
  • T(Tired)疲労? → 温かいお茶+目を閉じて5分

→ 空腹以外なら食べ物で解決しない。別の手当てでOK。


6-5 仕事中に効く「5分で切り替えルーティン」

  • 姿勢リセット1分:椅子の前に座り直し、胸を開いて深呼吸×5。
  • 肩甲骨ぐるぐる1分:後ろ回し20回。
  • 首・目リフレッシュ1分:遠く5mを10秒×3セット。
  • 立って前屈30秒→ふくらはぎ伸ばし30秒
  • 席を離れて水補給1分
    → 合計5分で交感→副交感を切り替え。集中力の回復=間食欲求の低下。

6-6 食べる“以外”のストレス対処ツール箱

  • ミニ散歩10分:屋外で日光を浴びる(朝〜昼)。
  • 5感を使う:手を温水に1分/好きな香り(柑橘)を嗅ぐ/BGMを1曲分だけ。
  • 手を動かす:紙に“今日やらないことリスト”を書く/机の上を1分だけ片づけ。
  • ミニ瞑想3分:呼吸の出入りに注意を戻す。雑念は“置き石”のように横に置くイメージ。

6-7 食環境の整え方(勝つための“初期配置”)

  • 机の上:水ボトル・無糖ガム・プロテインバー(糖質10g以下)を見える場所に。
  • 引き出し:ナッツ小袋(10〜15粒/包)・スティック寒天ゼリー。
  • 見えない化:お菓子は高い棚・不透明容器へ。
  • 帰宅動線:玄関に炭酸水BOX、キッチンの最初の引き出しにゆで卵・ヨーグルトの定位置
  • 会議室:ペットボトルの水だけを置く(砂糖飲料は置かない)。

6-8 もし“食べる”なら:被害最小の法則

  1. たんぱく質先行(ヨーグルト/プロテイン1/2杯/ゆで卵)。
  2. 量は個包装(ナッツ1袋/高カカオチョコ2〜3片)。
  3. 食べる場所を固定(デスクでながら食べしない)。
  4. 甘い物は“週に回数管理”(例:平日2回、週末1回まで)。
  5. 記録は写真1枚(アプリ不要。カメラロールで振り返る)。

6-9 感情の棚卸しテンプレ(夜3分)

  • 今日のストレスTOP1:______
  • それはコントロール可能?(はい/いいえ)
    • 可能→最初の一歩:____
    • 不可→手放し行動(散歩・入浴・寝る)
  • **自分ナイス!**今日の良かった1つ:____
    → “できたこと”に光を当て、自己効力感を回復。

6-10 人間関係・会食のストレスを軽くする言い回し

  • 量の誘いに:「今日はトレーニング日で控えめにしてます。おいしいのでゆっくり味わいます。」
  • 締めの炭水化物に:「一口いただきます。すごくおいしいですね。」
  • もう一杯に:「早い時間が明日早くて、今日はここで水にします。」
    → 断り方は肯定+理由+代替の3点セットで角が立たない。

6-11 休日の“ストレス散財/衝動食い”を減らす48時間設計

  • 前夜:起床時間を±1時間に収める/朝食のタンパク質を確保。
  • 午前:外に出るタスクを1つ(散歩・買い物)。
  • 午後予定のない2時間を“無計画”にしない(映画・読書・掃除のどれかを事前に決める)。
  • 夕方:軽い運動 or 入浴→夕食は主菜ファースト
  • :寝る90分前ルーティン(第5章)。

6-12 よくある悩みと即答

  • 「ストレスで甘い物がやめられない」
    → **“量ではなく回数”**を管理(週3回・各200kcal以内)。食前にタンパク質を入れて血糖の波をなだらかに。
  • 「仕事帰りに自動でコンビニへ」
    → ルートを一本だけ変える/家の冷凍庫に**“帰宅直後のご褒美”**(無糖アイスバー等)を常備。
  • 「夜の飲み会後にラーメン」
    炭酸水+味玉に置換/帰宅後は白湯+即寝の儀式をテンプレ化。
  • 「ストレス源が人」
    → 事実(観察)/感情/ニーズ/依頼 の順に**非暴力コミュニケーション(NVC)**でメモ→必要なら翌日に冷静に伝える。

6-13 30日“習慣化”の設計(If-Thenプラン)

  • If:19時以降に甘い物が欲しくなった Then炭酸水を飲みながら1分ボックス呼吸
  • If:会議後にイライラ Then屋外へ出て5分歩く
  • If:帰宅してすぐキッチンへ向かった Thenまずシャワー
  • If:寝る前にスマホを触り始めた Then音声だけのアプリに切替

6-14 今日のチェックリスト

  • トリガー(時間・場所・感情)を1つ書き出した
  • 1分レスキュー(呼吸・身体スキャン・着地点メモ)を1回実施
  • デスクの食環境を“勝つ配置”に変えた
  • アージサーフィンで10分の波をやり過ごした
  • 夜3分の棚卸しメモを書いた

第7章 7日間ミニ実践プラン(テンプレ)

“考えずに回せる”ことが継続のカギ。ここでは、朝タンパク20g+水2L+運動20分+睡眠90分前ルーティンを土台に、平日時短/外食対応まで含めた7日メニューを提示します。
数字は目安。完璧より80点を毎日


7-1 共通ルール(先に固定)

  • P目標:体重×1.0–1.5g/日(例:60kg→60–90g)
  • :1.8–2.0Lを6タイミング(起床・出社・昼前・昼後・夕方・就寝1–2h前)
  • 運動:平日20分(有酸素8+サーキット10+クールダウン2)/週末30分
  • 睡眠:起床時刻を**±1h以内**、就寝90分前ルーティン
  • 会食ルール:主菜ファースト/ご飯・麺は半量/揚げ物か締めはどちらか一つ

7-2 平日テンプレ(共通の朝・間食)

毎朝(5分)

  • A) プロテイン+バナナ(P20–25g)
  • B) ギリシャヨーグルト200g+ゆで卵1(P26g)
  • C) 納豆オムレツ(卵2+納豆1)+味噌汁(P22g)

間食(選択肢)

  • 無糖ヨーグルト100–150g/ゆで卵1/プロテイン1/2杯/ナッツ小袋(10–15粒)/高カカオチョコ2–3片

7-3 7日プラン(在宅・出社・外食が混ざる想定)

Day1(月)|出社・通常

  • :サラダチキン+海藻サラダ+おにぎり1(P25–30g)
  • :鮭のホイル焼き+具だくさん味噌汁+ご飯小(P20g)
  • 運動:平日20分テンプレ
  • タスク:水のタイムスタンプ法を開始

Day2(火)|残業で遅め

  • :生姜焼き定食(ご飯半分・小鉢追加)(P30g)
  • :遅くなる→軽め+高タンパ:ヨーグルト200g+味噌汁+冷奴(P30g)
  • 運動:最短8分(速歩インターバル4分+AMRAP4分)
  • 睡眠:就寝90分前ルーティンを簡易版(シャワー+呼吸)

Day3(水)|在宅ワーク

  • :鶏むねレンチン150g+冷凍ブロッコリー+パック玄米(P33g)
  • :サバ缶トマト煮+全粒粉トースト1(P25g)
  • 運動:平日20分+首・肩ストレッチ3分
  • ストレス:1分着地点メモを会議後に実施

Day4(木)|会食(居酒屋)

  • :蕎麦(ざる)+温玉(P15–20g)
  • 夜(会食):刺身・冷奴・焼き鳥(塩2本)・サラダ→締めはシェア一口(P30g超)
  • 運動:朝に速歩10分だけ前倒し
  • アルコール1杯ごとに水200mlのルール

Day5(金)|疲労感あり

  • :カレー(チキンor豆)+ライス少なめ(P20–30g)
  • :豚ロース生姜焼き+千切りキャベツ+味噌汁(P25g)
  • 運動:平日20分→RPE5で軽め
  • 回復:入浴10–15分→睡眠最優先

Day6(土)|週末30分+作り置き

  • :ツナ水煮+海藻サラダ+玄米おにぎり(P25g)
  • :鶏むねソテー+きのこマリネ+雑穀ご飯小(P30g)
  • 運動週末30分テンプレ
  • 家事:茹で鶏・味玉・きのこマリネを3日分仕込み

Day7(日)|外出多め・リカバリー

  • 昼(外食):定食屋で焼き魚+ご飯小(P25g)
  • :高野豆腐の卵とじ+サラダ+スープ(P25g)
  • 運動:散歩40–60分(会話できる速さ)
  • 次週準備:朝のタンパク質セット(ヨーグルト/プロテイン)を定位置へ

7-4 置き換え早見表(時間がない/店に入った時)

  • パン屋に入ってしまった → 全粒粉サンド(チキンor卵)+スープ
  • ラーメン気分半麺可なら半麺+味玉、スープは3口
  • 丼もの → 肉・魚多めの小盛+味噌汁
  • コンビニ → サラダチキン or ツナ水煮+おにぎり+味噌汁
  • カフェ → 無糖ラテ(低脂肪)+プロテインバー(糖質10g以下)

7-5 1週間の買い物メモ(これだけで回る)

  • タンパク源:鶏むね1kg/鮭4切れ/サバ缶4/ツナ水煮3/卵10〜12/木綿豆腐4
  • 野菜・副菜:冷凍ブロッコリー・ほうれん草・ミックスベジ/トマト缶1
  • 炭水化物:パック玄米6/全粒粉パン/オートミール
  • その他:ヨーグルト大2/無糖炭酸水箱/ナッツ小袋/味噌・わかめ・豆腐(味噌汁用)

7-6 作り置きガイド(60分で4品)

  1. 茹で鶏(塩+酒):300–400g×2袋(冷蔵3日)
  2. 味玉:6個(冷蔵3–4日)
  3. きのこマリネ:しめじ・舞茸・えのき+酢・オリーブ油少々
  4. 野菜スープ:玉ねぎ・人参・キャベツ+コンソメ(冷蔵3日・冷凍可)

→ 平日の主菜・副菜・汁が“温めるだけ”に。


7-7 PFCのざっくり目安(60kg・減量期1,500kcal)

  • P:60–90g(240–360kcal)
  • F:45–55g(405–495kcal)
  • C:残り180–210g(720–840kcal)
    手のひら・こぶし法で十分。厳密計量は不要。

7-8 体重・体脂肪の記録は“週平均”

  • 毎朝同条件(起床後・排泄後・水前)で計測
  • 週平均で上がり下がりを判断(±0.3〜0.6kg/週が目安)
  • 停滞したら:
    1. が足りているか
    2. **P(タンパク)**不足していないか
    3. 運動回数(最短8分含む)が週3回以上か
    4. 睡眠が削れていないか

7-9 今日のチェックリスト

  • 朝タンパク20–30g
  • 水を6タイミングで合計1.8–2.0L
  • 20分運動(最短8分でも0回にしない)
  • 夜は90分前ルーティン
  • 写真1枚で食事ログ(アプリ不要)

第8章 よくある失敗と対処法Q&A

“知っていれば回避できる”落とし穴を、質問形式で一気にクリアにします。迷ったらここへ戻ればOK。


Q1. 体重が全然落ちない(停滞期?)

A. まずは週平均で判断(±0.3〜0.6kg/週が目安)。停滞したら下記を順に点検。

  1. :体重×30–35mlが飲めている?(第4章)
  2. P(タンパク):体重×1.0g/日を下回ってない?
  3. 運動:最短8分でも週3回を確保できている?(第3章)
  4. 睡眠:7–8時間&90分前ルーティンは?(第5章)
  5. 外食:主食量が“こぶし1個”を越えていない?
    → それでも動かないときは**−100〜150kcal**だけ調整(間食の見直し等)。急激なカットはNG

Q2. 仕事が立て込み、気づくと“炭水化物だけ”の食事に…

A. 足し算発想で即修正。

  • コンビニでゆで卵/ギリシャヨーグルト/豆腐/ツナ水煮を1品追加。
  • その場で難しければ会食60分前にプロテイン1/2杯で保険をかける。
    → 「炭水化物だけ」→「主菜を足す」が最短ルート。

Q3. 甘いもの欲が止まらない

A. 血糖の波とストレスが原因になりがち。

  • 食前20分の水200ml食物繊維(サラダ・味噌汁)
  • 小腹は計画的に:無糖ヨーグルト/高カカオ2–3片/プロテインプリン
  • アージサーフィン10分(第6章):波は必ず引く。
  • 回数管理:平日2回・週末1回まで、各200kcal目安

Q4. 会食・飲み会が多い週、どうリカバリー?

A. 当日と翌日で**“前後策”**を。

  • 当日:主菜ファースト(刺身・焼き鳥塩・冷奴)/揚げ物か締めはどちらか一つ1杯ごとに水
  • 翌日高タンパ+炭水化物少なめ(味噌汁+主菜)/散歩40–60分睡眠最優先
    → 週平均で整えればOK。罪悪感より仕切り直し

Q5. 夕方のエネルギー切れでトレーニングを飛ばしがち

A. 最短8分の“ゼロ回回避”を発動(第3章)。

  • 速歩40秒↔ゆっくり20秒×4+AMRAP4分
  • できたらご褒美(温かいノンカフェイン/入浴)。
    → 翌日の心理的ハードルが下がり、継続率が上がる。

Q6. 体重は減るのに見た目が変わらない

A. 筋肉も落ちて小さくなるだけの可能性。

  • タンパク質を体重×1.2gに上げる(上限帯へ)
  • 筋トレの回数or周回を+10〜20%
  • 鏡・写真・ウエスト計測を週1でチェック(体重以外の指標を持つ)。

Q7. 膝や腰が不安で運動が怖い

A. 痛みは即ストップが大原則。

  • 有酸素は速歩/バイク中心へ。
  • 筋トレはヒップヒンジ・プランクを軸に、スクワットは椅子スクワットで可動域を浅く。
  • 痛みが続く場合は専門家に相談。無理はしない。

Q8. 出張や旅行でペースが崩れる

A. 3点だけ死守

  1. 朝タンパク20g(ヨーグルト/プロテイン)
  2. 水2L目安(空港で500ml×3本を購入)
  3. 歩数(移動日は6,000〜8,000歩を狙う)
    → 食事は主菜ファースト、主食はハーフから。

Q9. 便秘・むくみで体重が増える

A. 水・食物繊維・動くの三点セット。

  • 水:コップ1杯×6回のタイミング徹底
  • 食物繊維:海藻・きのこ・オートミール・豆を毎日
  • 動く:10分散歩足首回し
  • それでもダメなら発酵食品(ヨーグルト・納豆・味噌汁)を足す。

Q10. モチベが落ちた。何のためにやってるか分からない

A. “行動目的”を極小化して再始動。

  • 目的=「今日の自分に○を付ける」だけ。
  • 写真1枚の食事ログ8分運動起床時間固定どれか1つで合格。
    → 小さな成功の積み重ねが自己効力感を戻す。

Q11. 生理周期(女性)で食欲や体重が乱高下

A. **黄体期(PMS前後)**は水分・塩分・睡眠を優先。

  • 水+カリウム(バナナ・ほうれん草)でむくみ対策
  • 低脂肪高タンパを意識(脂っこいものは満足感に対してカロリー過多)
  • 体重は週平均で判断。一時的な増加は水分変動のことが多い。

Q12. 数字の管理がストレス

A. **“手のひら・こぶし法”**で十分(第1章)。

  • 主菜=手のひら1枚、主食=こぶし1個、副菜=両手1杯
  • PFCやカロリーはざっくりでOK。
    → 重要なのは長く続く仕組み

Q13. 体重を早く落としたくて、さらに食事を削りたい…

A. 短期の我慢は長期のリバウンドに直結

  • 減らすより整える(タンパク・水・睡眠・運動の土台)
  • 調整は**−100〜150kcal**ずつ、2週間様子見が安全圏。
  • 体調に異変があれば医療者へ相談

8-ラスト:今日のチェックリスト

  • 停滞時は水→P→運動→睡眠の順で点検した
  • “炭水化物だけ”の食事に主菜を足した
  • 甘い物は回数管理に切り替えた
  • 最短8分で“ゼロ回”を回避できた
  • 判断に迷ったら手のひら・こぶし法に戻った

まとめ:短期の数字より、長期の仕組み

結論はシンプル。

  • 食べないではなく整える(P=タンパク質/W=水/M=適度な運動/S=睡眠/R=ストレス対処)。
  • 「完璧」はいらない。80点を毎日のほうが、体は正直に応えてくれます。
  • 迷ったら手のひら・こぶし法最短8分運動に戻る。これが“リバウンドしない”最短ルート。

今日から始める3つの一歩(3×5分)

  1. 朝タンパク20g(ヨーグルト200g+ゆで卵1)
  2. 水を6タイミングで計画飲み(起床・出社・昼前・昼後・夕方・就寝1–2h前)
  3. 8〜20分運動(速歩インターバル+全身サーキット)

30日ロードマップ(ざっくり)

  • Week1:食事の“主菜を足す”&水2Lを習慣化
  • Week2:平日20分運動を週3回に/就寝90分前ルーティン開始
  • Week3:タンパク質を体重×1.2gへ引き上げ/最短8分で欠席ゼロ
  • Week4:会食リカバリー(翌日:高タンパ+散歩60分)を定着

進捗の見方(週平均でOK)

  • 体重:±0.3〜0.6kg/週の変化を狙う
  • 非体重KPI
    • 朝の眠気↓/午後の間食回数↓
    • ウエスト周りのゆとり↑
    • 週の合計運動回数(“0回の週”を作らない)

困ったらこの順に点検

水 → タンパク質 → 運動回数 → 睡眠 → ストレス対処
どこか1つが外れても、今日から1つ戻せばOK


付録A:コンビニ別・高タンパ“即決リスト”(日本想定)

目安:1品でP10–20g、脂質は控えめ、無糖を優先。

共通で買える定番

  • サラダチキン/グリルチキン(P20g前後)
  • ギリシャヨーグルト無糖200g(P20g前後)
  • ゆで卵(P6g/個)・味玉
  • ツナ水煮缶(P13–16g)/サバ缶(半缶でP12–15g)
  • 豆腐・冷奴(木綿1/2丁でP10–12g)
  • プロテインドリンク(1本P15–20g/糖質は低めを)
  • 海藻サラダ・具だくさん味噌汁(食物繊維+水分で満足度UP)
  • 玄米おにぎり/雑穀おにぎり(こぶし1個分が目安)

組み合わせテンプレ

  • A:サラダチキン+海藻サラダ+おにぎり半分〜1個
  • B:ギリシャヨーグルト200g+ゆで卵1–2個
  • C:ツナ水煮缶+味噌汁+玄米おにぎり

付録B:1週間の買い出し&作り置きカンペ(印刷用)

1. 買い出しリスト(60kg・1週間目安)

  • タンパク源:鶏むね1kg/鮭4切れ/サバ缶4/ツナ水煮3/卵10〜12/木綿豆腐4
  • 副菜系:冷凍ブロッコリー・ほうれん草・ミックスベジ/海藻・きのこ類/トマト缶1
  • 炭水化物:パック玄米6/全粒粉パン/オートミール
  • その他:ギリシャヨーグルト大2/無糖炭酸水箱/ナッツ小袋/味噌・乾燥わかめ

2. 60分で作る“平日ラクセット”

  1. 茹で鶏(塩+酒):300–400g×2袋(冷蔵3日)
  2. 味玉:6個(冷蔵3–4日)
  3. きのこマリネ:しめじ・舞茸・えのき+酢・オリーブ油少々
  4. 野菜スープ:玉ねぎ・人参・キャベツ+コンソメ(冷蔵3日・冷凍可)

3. 日持ち目安

  • 茹で鶏:3日/味玉:3–4日/きのこマリネ:3日/野菜スープ:3日(冷凍可)

付録C:超時短メニュー・カタログ(10分以内)

  • 鶏むねレンチン+冷凍ブロッコリー+パック玄米
  • 納豆オムレツ+味噌汁+ミニサラダ
  • サバ缶トマト丼(缶+トマト缶+玉ねぎレンチン)
  • 鮭のトースターホイル焼き+具だくさん味噌汁
  • 高野豆腐の卵とじ+サラダ+雑穀ご飯小

付録D:会食・外食“被害最小”スクリプト集

  • 最初の一皿:「刺身/冷奴/焼き鳥(塩)」
  • 主食:「ご飯は小で」「麺は半麺できますか?」
  • 断り方:「今日はトレーニング日でゆっくり味わいます
  • 締め:「皆さんのを一口いただきます」
  • お酒1杯ごとに水200mlをセット

付録E:チェックリスト(1枚運用)

  • 朝にタンパク質20–30g
  • 水を6タイミングで1.8–2.0L
  • 20分運動(最短8分でも0回回避)
  • 主菜ファーストで注文/“こぶし1個”ルール
  • 就寝90分前ルーティン
  • 会食は翌日リカバリーを予約(高タンパ+散歩)

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