※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれる場合があります。
2026年に入って米国株が調整局面に入り、「S&P500の積立を一旦やめたほうがいいか」と迷っている人が増えている。
結論から言う。やめなくていい。むしろ続けたほうがいい。
製造業会社員として約2年間、毎月積立を続けてきた私の判断基準と、暴落時に動揺しなかった根拠を書く。
暴落時に積立をやめない3つの理由
1. 暴落は「安売りセール」であって損失確定ではない
含み損が増えて不安になるのは当然だ。でも現物株を売らない限り、損失は確定しない。
むしろ積立を続けると、同じ金額でより多くの口数を買えるようになる。たとえば:
| 状況 | 月1万円で買える口数(1口=1,000円のとき) |
|---|---|
| 通常時(1口=1,000円) | 10口 |
| 暴落時(1口=750円) | 13口 |
暴落期に積立を続けると、安値で多く仕込める。これがドルコスト平均法の核心だ。
2. 積立をやめた人の多くは回復時に乗り遅れる
過去の暴落(リーマンショック・コロナショック)を振り返ると、底値でやめた人が損をしている。市場は必ず回復してきたが、「十分に回復したら再開しよう」と思っているうちに、上昇局面の恩恵を受けられなかった人が多い。
底値を当てることは誰にもできない。だから「ずっと続ける」が最強の戦略になる。
3. 長期では暴落は誤差の範囲に収まる
S&P500の過去30年の年平均リターンは約10%(ドル建て)。その間にはITバブル崩壊・リーマンショック・コロナショックがあった。それでも長期保有した人は大きなリターンを得ている。
月6,500円を30年積み立てると(年率5%想定):
- 元本:2,340,000円
- 運用後:4,528,000円(約1.94倍)
暴落で一時的に評価額が下がっても、30年後の到達点はほぼ同じになる。
私が実際に積立をやめなかった経緯
2026年に入って、私のNISAつみたて枠(オルカン・月6,500円)の評価額が一時的に下がった時期があった。
会社の同僚から「NISA大丈夫?やめたほうがよくない?」と言われた。でも私は継続した。理由はシンプルだ。
「何十年後かに使うお金の評価額が、今少し下がっても関係ない」
私は製造業の会社員で、毎月の給料から自動で積み立てている。相場を見て毎月判断するような運用をするつもりがないし、そんな時間もない。だから「何があっても続ける」と最初から決めていた。
積立をやめると機会損失が発生する
仮に暴落後の6ヶ月間、積立を止めた場合のシミュレーションを見てほしい。
月6,500円を6ヶ月休止:機会損失39,000円分の購入機会。暴落底値から20%回復した場合、その39,000円が約46,800円になっていた計算になる。
「不安だから止める」「様子を見る」は、合理的に見えて実は損をする行動だ。
S&P500暴落時にやること・やらないこと
やること:
- 積立を続ける(設定を変えない)
- 評価額を毎日確認しない(精神衛生上の問題)
- 長期チャートを見て落ち着く
やらないこと:
- 追加買いで短期リターンを狙う
- 積立停止・解約
- 「底を当てよう」とする売買
私の現在のNISA設定
- 証券会社:楽天証券
- 商品:eMAXIS Slim全世界株式(オルカン)
- 月額:6,500円(つみたて投資枠)
- 開始:2024年1月〜
2年間続けた実績として、2026年4月時点の含み益は+11.3%(元本約145,600円→評価額162,000円)だ。短期的な下落はあっても、2年単位でみればプラスが続いている。
まとめ:迷ったらデータに従え
暴落時に積立をやめたくなる気持ちはわかる。含み損が増えるのは見ていて辛い。でも過去のデータは一貫して「続けた人が勝つ」と示している。
製造業会社員として平日7〜19時拘束で働く私が投資にかけられる時間は限られている。だからこそ「設定したら放置」が最強の戦略だ。
暴落は怖くない。積立を途中でやめることのほうが、はるかにリスクが高い。
※本記事は情報提供を目的としており、特定の投資を推奨するものではありません。投資は自己責任でお願いします。


コメント