【工場勤務×副業ブログ】手取り30万の会社員が時間管理術を実践してみた結果

副業・ブログ

夜の22時半、夜勤明けの重い体を引きずってアパートの玄関を開ける。作業着を脱ぎ捨ててシャワーを浴び、パソコンの前に座るものの、画面を見つめたまま15分が経過。結局、キーボードに突っ伏して寝てしまい、目が覚めたら午前3時。昨日も今日も、ブログを1文字も書けなかった――。

これは数年前、私が副業ブログを始めたばかりの頃のリアルな日常です。

手取り約30万円、製造業の会社員として現場の工程改善や作業効率化を長年やってきた私ですが、いざ自分の副業となると全くコントロールができませんでした。仕事で疲れているから、時間がないから。そんな言い訳を繰り返しながら、何一つ形にできない日々を過ごしていました。

あなたも、仕事の忙しさを理由に副業を諦めそうになっていませんか?

現在、私は総資産約170万円(株式122万円、NISAでオルカン月6,500円積立)を保有し、年間約26,000円の配当収入をコツコツと積み上げながら、ブログだけでなくYouTube(動物チャンネル)やnoteの運営も続けています。もちろん、本業の工場勤務はフルタイムのままです。

限られた時間の中で、どうやってコンテンツを量産しているのか。私が泥臭く試行錯誤してたどり着いた「工場勤務×ブログの時間管理術」の真実をお話しします。


なぜ私は本業の「工程改善」を自分の生活に使わなかったのか

工場では毎日、どうすれば1秒短縮できるか、どうすれば不良品を減らせるかを必死に考えています。それなのに、家に帰った瞬間にその「改善脳」をほぼオフにしていました。これが最大の失敗でした。

本業を持ちながら別の仕事をこなすには、驚異的なタスク管理が必要です。本業を持ちながら別の分野で圧倒的な成果を出している人物として、医師であり、推理小説家やタレントとしても活動する米山公啓(よねやま きみひろ)氏がいます。医師としての過酷な勤務の傍ら、膨大な執筆活動やメディア出演をこなすマルチな生き方は、まさに時間管理の極致と言えるでしょう。

米山氏のような超人は例外だとしても、私たち会社員にも真似できることはあります。それは「脳のスイッチを切り替える仕組み」を作ることです。

私はブログを「気合で書く」のをやめました。工場の生産ラインと同じように、執筆作業を細分化し、マニュアル化することにしたのです。


工場勤務のノウハウを応用した「ブログ生産ライン」構築の3ステップ

ブログを1から立ち上げて記事を書く作業は、工場の組み立てラインと似ています。材料(情報)を仕入れ、加工(執筆)し、検査(校正)して出荷(公開)する。この流れをシステム化しました。

具体的には、以下の手順で作業を仕組み化しています。

  • ステップ1:ネタ出しと構成案の作成(仕入れ)

平日の通勤電車の中や、昼休憩の10分間で、スマホのメモ帳に「タイトル候補」と「見出し」だけを書き出します。パソコンの前に座ってから「何を書こうか」と迷う時間をゼロにするためです。

  • ステップ2:PythonとAIによる下書きの自動化(加工)

私は簡単なPythonプログラムと生成AIを組み合わせ、リサーチデータや簡単な構成案を自動で整理する仕組みを作りました。これにより、白紙の画面から執筆を始める苦痛をなくし、叩き台がある状態からスタートできるようにしています。

  • ステップ3:音声入力と校正(仕上げ)

平日の夜、本当に疲れている時はキーボードを叩く気力が湧きません。そんな時は、お風呂に入りながらスマホの音声入力機能を使って、思いついた文章を声に出して書き留めます。翌朝、すっきりした頭でその文章を微調整して公開します。

この「生産ライン」を取り入れたことで、疲れていても作業が自動的に進むようになりました。より詳しい内容はnoteでも解説しています。


改善前と改善後で何が変わったのか

実際に時間管理を徹底した結果、私の生活リズムと作業時間はどのように変化したでしょうか。平日の時間の使い方を比較してみました。

項目改善前のスケジュール改善後のスケジュール
**帰宅後の行動**テレビを見る、スマホをダラダラ眺める(2時間)風呂、即パソコンの前へ移動(15分)
**ブログ作業時間**深夜に1回、眠気と戦いながら(30分・進捗ゼロ)音声入力+AIアシスト(1時間・効率3倍)
**睡眠時間**寝落ちして不規則(5時間以下)毎日固定で確保(6.5時間)
**精神的ストレス**「今日も書けなかった」という自己嫌悪「仕組み通りに動けた」という達成感

このように、無駄な意思決定の時間を徹底的に排除したことで、体力を温存しながら作業時間を確保できるようになりました。厚生労働省の「副業・兼業の促進に関するガイドライン」でも、労働者の健康管理への配慮が求められていますが、副業で体を壊しては元も子もありません。睡眠時間を削るのではなく、起きている時間の「無駄な隙間」を徹底的に削るのが私のスタイルです。


少ない資金をどう育てるかという「もう一つの効率化」

副業ブログで得た微々たる収益や、本業の手取りから捻出した資金は、投資に回しています。ここでも「手間をかけない効率化」を意識しています。

私の投資状況は以下の通りです。

  • 総資産:約170万円
  • 株式(個別株):約122万円
  • NISA:オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)を毎月6,500円積立

個別株からの配当金は年間約26,000円です。決して大きな金額ではありませんが、何もしなくても工場の残業代1〜2日分に相当するお金が入ってくるのは、精神的な支えになります。

ただし、投資には元本割れのリスクがあります。誰でも基本的に儲かる資産運用などは存在しません。NISAや投資信託、株式投資を行う際は、ご自身の余剰資金の範囲内で、自己責任において行う必要があります。また、NISA制度や税制については今後変更される可能性もあるため、金融庁の「NISA特設ウェブサイト」などの公的機関が発信する最新の情報を常に確認するようにしてください。

投資も副業も、一発逆転を狙うのではなく、工場の「歩留まり改善」のように、地道に数パーセントの改善を積み重ねていくプロセスが似ていると感じています。


## まとめ

手取り30万円の工場勤務を続けながらブログを書く。言葉で言うのは簡単ですが、実際にやってみると失敗の連続です。私も最初は、何ヶ月もAdSenseの審査に通らなかったり、何十時間もかけて書いた記事のアクセスがゼロだったりして、何度もパソコンを叩き割りたくなりました。

それでも続けられているのは、自分の限界を認め、「意志の強さ」に頼るのをやめたからです。

時間がないなら、作るしかない。

体が動かないなら、ツールを使うしかない。

ブログや副業の成果は、ある日突然劇的に伸びるものではありません。しかし、毎日ほんの少しずつの「工程改善」を積み重ねることで、1年後、3年後には、全く違う景色が見えてくるはずです。

まずは今日の帰り道、スマホのメモ帳を開いて、1つのアイデアを書き留めることから始めてみませんか。

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