なしりんご

工場勤務でも副業を続けるために自動化したこと|7〜19時拘束でも回る仕組み

平日7〜19時まで本業があると、副業で一番足りないのは「やる気」よりも時間と判断力です。帰宅後に毎回「今日は何を作るか」「どこから始めるか」を考えていると、作業に入る前に疲れてしまいます。

そこで私は、副業を長く続けるために作業そのものより先に、判断の回数を減らす仕組みを作りました。この記事では、工場勤務と並行しながらYouTubeやブログを動かす中で、実際に自動化してよかった部分と、逆に自動化しすぎない方がよかった部分をまとめます。

最初に自動化したのは「毎回考える部分」

副業で消耗しやすかったのは、動画編集のような大きな作業だけではありません。題材を選ぶ、ファイルを作る、投稿時間を決める、同じ確認を繰り返す、といった小さな判断が積み重なることが負担でした。

そのため、最初は次のような定型作業から自動化しました。

  • 決まった時間に処理を開始する
  • 題材候補を一定のルールで選ぶ
  • 台本や記事の下書きを生成する
  • 音声・画像・動画などの素材を所定の場所にまとめる
  • 処理結果とエラーをログに残す
  • 正常時は通知せず、問題があるときだけ確認する

重要だったのは、「全部をAIに任せる」ことではなく、人が毎日同じ判断をしなくても回る状態を作ることでした。

実際に使っている自動化の考え方

1. 入力・処理・出力を分ける

ひとつの巨大な処理にすると、途中で失敗したときに原因が分かりません。私は「題材を決める」「文章を作る」「素材を用意する」「投稿する」を分け、どこで止まったか分かるようにしています。

これだけでも、帰宅後に最初からやり直す回数が減りました。

2. 正常時は人を呼ばない

毎回「成功しました」と通知される仕組みは、最初は安心でも、そのうち確認作業そのものが負担になります。正常終了は記録だけ残し、エラー・品質不足・認証切れなど、人が見る必要があるときだけ確認する形にしました。

3. 「データがない」と「0」を分ける

自動化では、APIや集計処理が失敗すると、本当は値を取得できていないだけなのに「0」と保存されることがあります。これはかなり危険でした。

現在は、取得失敗を0として扱わず、未取得・保留・確認必要として分けるようにしています。ブログに誤った数字を載せないためにも、この区別は重要です。

自動化しない方がよかった部分

一方で、すべてを無条件に自動化すると品質が落ちます。特に、公開直前の内容確認まで完全に省くと、文章の重複、未完成の数値、内部向けのメモなどがそのまま外に出ることがあります。

そこで現在は、公開処理の前に最低限の品質ゲートを入れる考え方にしています。

  • 「仮の集計表示」「作業メモ」など未完成の文言が残っていないか
  • 数字の取得に失敗していないか
  • 同じ文章や見出しが必要以上に繰り返されていないか
  • 読者向けではない内部ファイル名やログが混ざっていないか
  • タイトルと本文の内容が一致しているか

自動化の目的は「人が一切見ないこと」ではありません。人が見るべき箇所を少なくすることだと考えています。

本業が忙しい人ほど、作業時間より復旧時間を減らす

本業があると、トラブル対応に何時間も使えません。そのため私は、処理を速くすることより「壊れたときにすぐ原因が分かること」を重視しています。

たとえば、エラーを一つのログにまとめる、処理ごとに成功・失敗を記録する、途中から再実行できるようにする、といった設計です。これにより、副業時間をトラブル調査だけで使い切ることが減りました。

これから自動化するなら、最初の一歩は小さくする

いきなり「動画もブログもSNSも全部自動化」と考えると、作る仕組みが大きくなりすぎます。おすすめは、毎週何度も繰り返している作業を一つだけ選ぶことです。

  1. 同じ手順を3回以上やっている作業を見つける
  2. 手順を文章にする
  3. 入力と出力を決める
  4. 失敗したときの止まり方を決める
  5. 最後に自動実行へ移す

私はこの順番で少しずつ自動化範囲を広げました。完成度100%の大きな仕組みを一度に作るより、50%でも毎日使える仕組みを改善する方が、本業との両立では続きやすかったです。

まとめ

工場勤務と副業を両立するうえで、自動化は「楽をするための裏技」ではなく、限られた時間を重要な判断に使うための仕組みでした。

今も失敗や修正はありますが、実際に動かした結果を週次報告月次報告で公開しています。運営者については運営者情報をご覧ください。

AUTHOR / POLICY

実践した内容を中心に記録しています

製造業で働きながら、副業・YouTube・ブログ・AI自動化を運用しています。確認できない情報を断定しないこと、未完成状態を公開しないことを基準にしています。