404は全部直すべき?Search ConsoleとRank Mathで旧URLを判断した実例
WordPressの404ログを見ると、「全部301でどこかへ飛ばした方がSEOにいいのでは?」と思うことがあります。実際に確認してみると、404の中には直す価値がある旧記事と、無視すべき攻撃スキャンが混ざっていました。
2026年10月8日にこのサイトを確認した時点で、Rank Mathの404ログは89URL・127ヒットでした。ただし、その多くは cache.php や存在しないPHPファイルを探すアクセスで、記事のSEOとは関係ありません。
404だから自動でトップページへ飛ばす、はしない
Googleは、ページが移動し明確な後継ページがある場合は301などの永続リダイレクトを使うことを案内しています。一方、代替ページがないなら404を返すこと自体は正常です。公式資料はGoogle検索セントラルのリダイレクト解説で確認できます。
そのため私は、「404を見つけたら全部トップへ送る」のではなく、Search Consoleの過去実績と照合しました。
実例1:旧シンシェード記事に検索実績が残っていた
90日データを確認すると、旧シンシェードURLには24表示・2クリック・平均掲載順位11位の実績が残っていました。一方、現在は別URLで「シンシェード SS-1195」の記事を公開しています。
現在の後継記事は同じ商品・型番を扱っていますが、2026年10月11日の確認時点では301転送の登録を確認できませんでした。転送を設定したと断定せず、旧URLと後継記事の対応関係を確認してから、301の設定と実際の応答を検証する必要があります。
実例2:旧「動物雑学YouTubeの始め方」も別URLだった
別の旧記事もSearch Consoleに残っており、90日で2表示、平均順位7.5位でした。現在は動物雑学YouTubeチャンネルの始め方という関連する現行記事があります。ただし、旧URLからの301転送は確認できていないため、統合済みとは扱いません。
直さなかった404の例
404ログには次のようなアクセスもありました。
images/.../cache.phpwp-content/about.phpwp-includes/hp2.php- 存在しないプラグインや管理用パスの探索
これらは実際の記事移転ではなく、脆弱性を探す自動アクセスと考えられるため、SEO目的で別ページへ転送しません。無関係な301を増やすと、ユーザーにも検索エンジンにも分かりにくくなります。
追記:公開記事に残っていたリンク切れ6か所を修正
2026年10月31日、公開50記事の本文内リンクを公開URL一覧と照合しました。8月の月報と副業週報 #13に、現在の公開記事一覧にない旧URL3種類がそれぞれ残っていました。対象の日本語URLをパーセントエンコードされたままHTTPで確認したところ、3種類ともリダイレクトせず404を返しました。
今回は旧ページと同一内容の後継ページを確認できなかったため、301は追加していません。「工場勤務」のリンク2か所は文脈に合う公開記事「工場勤務でも副業を続けるために自動化したこと」へ変更し、「労働からの解放」「資産形成」のリンク計4か所は文章を残してリンクだけを外しました。2記事とも保存結果と公開ページの本文を確認し、旧リンクがなくなったことを検証しました。
この対応で確認できたのはリンク切れへの導線の解消です。検索順位・クリック・収益の改善はまだ確認していません。また、公開記事一覧との一致だけでは全リンクの正常動作は保証できず、外部リンクやフォーム送信は別途検証が必要です。
私が404を判断するときの基準
| 状態 | 対応 |
|---|---|
| 旧URLに表示・クリック実績があり、同じ内容の後継記事がある | 301候補 |
| 内部リンクの打ち間違い | リンク修正 |
| 削除済みで代替コンテンツがない | 404のまま |
| 攻撃スキャン・未知のPHPパス | SEO対象外 |
| 似ているだけで内容が別 | 無理に301しない |
301した後に見る数字
リダイレクトした瞬間に「SEO改善成功」と判断しません。Search Consoleで次を観測します。
- 現行URLの表示回数
- クリック数
- 平均掲載順位
- 旧URLが検索結果から減っていくか
- 404ログで同じURLが繰り返されていないか
検索データの見方はSearch Consoleの表示回数が増えない原因でも整理しています。
まとめ
404は「数が多いほど悪い」わけではありません。重要なのは、過去に検索評価を持っていたURLを見落とさないことです。Search Consoleの実績と404ログを照合し、明確な後継ページがあるものだけ統合する。この方が、すべてを機械的にリダイレクトするより安全です。
実践した内容を中心に記録しています
製造業で働きながら、副業・YouTube・ブログ・AI自動化を運用しています。確認できない情報を断定しないこと、未完成状態を公開しないことを基準にしています。