WordPress記事の内部リンクがクリックされているか調べる方法|GA4での確認と注意点
内部リンクを増やしても、読者が実際に移動したかは記事数だけでは判断できません。GA4の計測仕様とサイト側の設定を分けて確認する手順をまとめます。
GA4の標準計測と内部リンク
Googleの拡張計測機能の公式説明では、通常の離脱クリック(外部サイトへ移るリンク)を計測する仕様が示されています。サイト内の関連記事リンクをクリックした回数は、外部リンクの自動計測と同一視できません。
当サイトの取得例(2026年10月26日)
9月27日〜10月24日の28日間、当サイトのGA4は18ページビュー・20セッションでした。イベント別レポートにはpage_viewなどがありましたが、affiliate_clickの行はありませんでした。これは広告リンクのクリックが0件だった証明ではなく、専用イベントの設定・発火・収集を確認できていない状態です。内部リンクについても、ページビューの変化だけで特定リンクのクリック数を断定しません。
GA4の拡張計測機能にあるクリック計測は主にサイト外へのリンクを対象とするため、内部リンクのクリックを必ず自動収集するわけではありません。内部リンクの個別クリックを測りたい場合は、Googleタグマネージャーなどで専用イベントを設定し、テストする必要があります。
GTMで内部リンククリックを計測する設定例(2026年10月29日時点、当サイトでの実装・発火は未確認)
- Googleタグマネージャーの「変数」でクリックURL(Click URL)を有効にする。
- 「トリガー」→「新規」→「クリック – リンクのみ」を選び、「一部のリンククリック」でClick URLが当サイトの関連記事URLに一致する条件を設定する。最初は特定の1リンクに絞り、他サイトへのリンクや管理画面で誤発火しないか確認する。
- GA4イベントタグを作り、イベント名を
internal_link_click、パラメータにlink_urlを設定し、上記トリガーを割り当てる。既存のGA4設定タグを二重に追加しない。 - GTMプレビューで対象リンクを1回押し、タグが1回だけ発火するか、GA4のDebugViewに同じイベントが届くか確認する。問題がなければ公開し、公開後も重複計測を確認する。
これは操作手順の設計例で、当サイトにイベントを設定したという報告ではありません。GA4の拡張計測によるclickは原則として外部リンク向けであり、専用イベントinternal_link_clickとは別物です。公式根拠:Googleタグマネージャーのクリックトリガー、GA4イベントの設定。
無料で確認する手順
- GA4が接続済みか確認する
- 内部リンクの遷移先ページの閲覧が計測されるか確認する
- 必要に応じてタグマネージャーで内部リンク用イベントを設計する
- 公開前にプレビューモードで対象URLと発火条件を検証する
- GA4のリアルタイム・DebugViewなどで重複計測を確認する
記事の成果をどう比較するか
Search Consoleの検索表示・クリックは検索結果での実績です。GA4のページ閲覧や内部リンクイベントとは計測対象が違います。公開後7日・14日・28日の同じ経過日数で比較し、検索流入だけでなく関連ページへの移動も確認します。
計測できない場合
内部リンクイベントを設定していない場合は「クリック0件」と決めつけず「未計測」と記録してください。GA4や同意設定、広告ブロックなどにより実測値が変わることもあります。
関連記事
内部リンクの基本設計と、Search Consoleで見る4つの数字もあわせて確認してください。
まとめ
内部リンクは貼るだけでなく、遷移先の閲覧と専用クリックイベントを区別して評価します。測定環境が整うまでは推測値を成果として扱わないことが大切です。
実践した内容を中心に記録しています
製造業で働きながら、副業・YouTube・ブログ・AI自動化を運用しています。確認できない情報を断定しないこと、未完成状態を公開しないことを基準にしています。