平日は朝7時から夜19時まで工場に拘束され、残業続きの毎日。そんな製造業の会社員である私が、副業のYouTube投稿を継続できているのは、決して根性があるからではありません。
最初の1本を作るのに3時間以上かかり、「これじゃ睡眠時間が削れて仕事に支障が出る」と絶望したところから、今の「1本30分」というルーチンに辿り着きました。その中心にあるのが、Vrewというツールです。
1本30分で動画が仕上がるまでの試行錯誤
私が運営している動物チャンネルでは、以前は自分で撮影した素材を1つずつ繋ぎ、テロップを打ち込んでいました。でも、製造現場で工程改善を長年やってきた身からすると、この「手作業」の多さは異常に映ったんです。
Vrewを使い始めて一番驚いたのは、テキスト(台本)を放り込むだけで、AIが勝手に声を当て、字幕を付け、フリー素材の背景まで選んでくれることでした。
もちろん、最初は失敗もしました。AI任せにしすぎて、文脈に全く合わないシュールな背景画像が差し込まれたまま投稿してしまったこともあります。それでも、ゼロから編集ソフトを触る手間に比べれば、修正作業なんて微々たるものです。
「440文字」という数字に隠された意味
YouTubeショート動画を作る際、私が一つの基準にしているのが「台本の文字数」です。
色々と試してみた結果、日本語のAI音声で読み上げると、約400〜440文字が50秒程度の動画に収まることがわかりました。YouTubeショートは最大60秒ですが、余裕を持たせないと最後がブツ切りになってしまいます。
- 約240文字:30秒(テンポ重視)
- 約440文字:50秒(情報をしっかり伝える時)
この「440文字以内」というルールを決めてからは、台本作成のスピードも格段に上がりました。製造現場と同じで、規格(ルール)を決めてしまうのが一番の効率化になります。
ちなみに、私はこの台本作成自体もChatGPTやClaudeに下書きをさせています。自分で行うのは、上がってきた文章の「事実確認」と「語尾の微調整」だけ。これだけで、1日の限られた自由時間を守りながら、週3〜5本の投稿を維持できています。
無料プランの限界と、私のささやかな投資判断
「無料でどこまでできるか」は、総資産170万円でコツコツとNISA(月6,500円積立)を続けている私にとって死活問題です。
Vrewの無料プランでは、AI音声の利用制限が「月30分」までとなっています。50秒の動画なら月に約36本分。つまり、毎日1本投稿してもお釣りがくる計算です。副業のスタートラインとしては、これで十分すぎるほど。
もし本格的に収益化を目指して投稿本数を増やすなら、月額2,500円からの有料プランもありますが、私の今の配当収入が年間約26,000円(月換算で約2,100円)であることを考えると、まだ有料プランに手を出す時期ではないと考えています。自分の副業収入や配当金と相談しながら、ツールのグレードを上げるかどうかを決める。この感覚は、投資も副業も同じだと思っています。
ツールを使う前に知っておいてほしいこと
Vrewは非常に強力ですが、万能ではありません。
特に、内蔵されているPexelsやPixabayのフリー素材は便利ですが、他の投稿者と被りやすいという欠点があります。「どこかで見たことある動画だな」と思われないためには、自分なりに素材の検索ワードを工夫するなどの手間は必要です。
また、AIが生成する情報は必ずしも正確ではありません。特に専門的な内容を扱う場合は、公的機関(例えば経済産業省の統計や、金融庁の公開資料など)で事実確認をする癖をつけておくべきです。
動画制作も投資と同じで、「これをやれば絶対に儲かる」という魔法はありません。あくまで自己責任の世界です。ただ、私の場合はPythonでの自動化とVrewを組み合わせることで、工場勤務を続けながらでも「発信し続ける仕組み」を作ることができました。
会社員が「まず一歩」を踏み出すための手順
まずはVrewを公式サイトからダウンロードして、400文字程度の適当な文章を流し込んでみてください。WindowsでもMacでも動きます。
1. 「テキストから動画を作成」をクリック
2. 好きなAI音声を選ぶ
3. 書いておいた台本を貼り付ける
これだけで、自分が喋らなくても動画が出来上がっていく感覚は、なかなか感動的です。最初は30分以上かかるかもしれませんし、出来栄えに納得がいかないかもしれません。でも、それでいいんです。
私も最初は失敗ばかりでした。でも、1.22Mの株式資産も、最初は数万円の買い付けから始まりました。動画も同じで、まずは1本、不格好でもいいから世に出してみる。その「やってみた経験」こそが、将来の自分を助けてくれる資産になると信じています。
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※本記事の情報は執筆時点のものであり、Vrewの利用規約や料金プランは変更される可能性があります。最新の情報は公式サイトをご確認ください。
※投資にはリスクが伴います。元本保証はありませんので、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。


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