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結論:2026年12月から、会社員のiDeCoは「最大4倍近く」節税できるようになる
iDeCo(個人型確定拠出年金)の掛金上限が、2026年12月1日から大幅に引き上げられます。
会社員(企業年金なし)の場合、月額2.3万円 → 月額6.2万円へ。年間では最大74.4万円が全額所得控除の対象になります。
製造業の会社員として7年以上iDeCoを続けている私も、この改正は見逃せないと感じています。手続き受付は2026年9月1日〜11月18日。今から準備しておけば、12月施行と同時にフル活用できます。
iDeCo 2026年12月改正の内容
何が変わるの?
| 加入区分 | 現行(〜2026年11月) | 改正後(2026年12月〜) |
|---|---|---|
| 会社員(企業年金なし) | 月2.3万円 | 月6.2万円 |
| 会社員(企業型DCのみ) | 月2.0万円 | 月6.2万円 |
| 公務員 | 月1.2万円 | 月6.2万円 |
| 自営業者 | 月6.8万円 | 変更なし |
ポイント:会社員と公務員の区分差がなくなり、一律「月6.2万円」に統一されます。
また、加入可能年齢も65歳未満から70歳未満に拡大されます。定年延長・再雇用で働き続ける方にとっても大きな改正です。
施行スケジュール
- 2026年9月1日:掛金変更の手続き受付開始
- 2026年11月18日:手続き締め切り(金融機関による)
- 2026年12月1日:新上限での拠出スタート
製造業会社員(年収450万円)の節税シミュレーション
私のような製造業会社員(年収450万円・会社員・企業年金なし)でどれくらい違うか、具体的に試算しました。
| 掛金 | 年間拠出額 | 所得税軽減(税率20%) | 住民税軽減(税率10%) | 年間節税合計 |
|---|---|---|---|---|
| 月2.3万円(現行) | 27.6万円 | 約5.5万円 | 約2.8万円 | 約8.3万円 |
| 月6.2万円(改正後) | 74.4万円 | 約14.9万円 | 約7.4万円 | **約22.3万円** |
改正後は年間節税額が約22.3万円と、現行の約2.7倍になります。30年継続すれば節税累計は約669万円。複利運用益と合わせると老後資金の差は非常に大きくなります。
※税率は年収450万円・扶養なし・社会保険料控除考慮後の概算。個人の状況により異なります。
製造業会社員が知っておくべき「10年ルール」の落とし穴
退職金とiDeCoの受け取り順が重要
iDeCoを一時金で受け取った後、10年以内に退職金を受け取ると退職所得控除が圧縮されるというルールがあります(「10年ルール」)。
製造業は退職金制度がある企業が多いため、このルールを知らずに損する方が少なくありません。
製造業会社員の危険なシナリオ(60歳でiDeCo一時金受取→10年以内に退職)
| 受け取り順 | 退職所得控除 | 手取りへの影響 |
|---|---|---|
| iDeCo一時金(60歳)→ 退職金(63歳) | 退職金の控除が減少 | 数十万円〜百数十万円の税負担増 |
| 退職金(60歳)→ iDeCo一時金(5年後以降) | 5年以上空ければ控除温存 | 損失なし |
対処法:「先に退職金、後からiDeCo」の順番を守る
定年退職時に退職金を受け取り、iDeCoの一時金受取は5年以上後に行うか、年金形式で分割受取にするのが有効です。
会社員のうちにiDeCoの受け取り方を確認しておくと、将来の損失を防げます。
今すぐやるべき3ステップ
Step 1:加入している年金制度を確認する(6月中)
まず自分の加入区分を確認します。会社の総務部または人事部に「企業年金(DB・DC)の有無」を確認してください。企業年金の種類によって上限額が変わります。
Step 2:金融機関に「掛金変更の手続き方法」を問い合わせる(8月中)
iDeCoの運営管理機関(金融機関)によって手続き方法・締め切りが異なります。9月の受付開始前に必要書類を把握しておくと安心です。
Step 3:掛金変更手続きを行う(9月1日〜11月18日)
受付開始後すみやかに変更手続きを完了させましょう。締め切りを過ぎると12月からの適用が間に合わなくなります。
まとめ:製造業会社員こそ、iDeCo改正を「最大限使う」べき
製造業は給与の伸びが緩やかなケースが多く、自分で節税・資産形成の手を打つ必要があります。iDeCoは運用益が非課税・受取時も控除あり・さらに掛金全額が所得控除と、会社員が使える節税制度のなかで最強クラスです。
2026年12月の改正は、この最強制度の枠が一気に約3倍近く広がるチャンス。今年9月の手続き受付開始に乗り遅れないよう、今から確認を始めておきましょう。
また、受け取り時の「10年ルール」も必ず把握しておくことで、将来の税負担を大きく減らせます。私も9月になったら即手続きし、受け取り順は退職金を先にする予定です。一緒に老後資金を積み上げていきましょう。


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