高配当株で年26,000円の配当収入になるまでの3年間

高配当株で配当収入を積み上げる製造業会社員のポートフォリオ 資産形成・投資
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去年の12月、iGrowから配当通知のメールが届いた。金額は8,400円。大した額ではないが、その日は工場で残業をしていた。

画面を見たとき、仕事中に口座にお金が入ってきたという事実がじわじわと実感になってきた。配当株を始めて3年で、年間の配当収入が26,487円になった。月換算で2,200円だ。今の規模では生活を変えるほどではない。でも「時間を売らずに入ってきたお金」の感覚は、給料とは全然違う。


なぜ積立NISAだけでなく高配当株を始めたのか

積立NISAはeMAXIS Slim全世界株式(オルカン)に月6,500円を続けている。老後資金のための積立だ。これは「30年後に受け取る」前提で動かしている。

高配当株を始めた理由はシンプルで、「今もらえるお金の流れを作りたかった」からだ。積立NISAは30年後まで手をつけない前提だが、配当金は今すぐ振り込まれる。同じ投資でも用途が違う。

工場勤務で毎月の給料は決まっている。その中に「働いていなくても入ってくるお金」を少しずつ混ぜていく、というイメージで始めた。


実際に買った銘柄と現在の状況

現在保有している高配当株のポートフォリオを公開する。楽天証券でNISA成長投資枠と特定口座を使って少しずつ積み上げてきた。

銘柄購入時期保有株数利回り(目安)年間配当(概算)
iGrow(インカムグロース)2023年REIT系5.8%約8,400円
日本たばこ産業(JT)2023年少量7〜8%約4,200円
三菱UFJフィナンシャルG2024年少量3.5%約2,100円
東京海上ホールディングス2024年少量3.8%約3,200円
その他国内高配当株2023〜2024年複数3〜5%約8,587円

合計で年間約26,487円。月に換算すると2,207円だ。

正直に言うと、最初はもっと利回りの高い銘柄だけを選んでいた。利回り8〜10%の小型株に突っ込んで、減配で含み損を抱えた経験もある。その反省から、今は利回りが多少低くても財務が安定している会社を選ぶようになった。


失敗した銘柄の話も正直に書く

高配当株で失敗するパターンは大抵「利回りの高さだけで選んだ」ときだ。

私が失敗したのは2023年に買った国内の小型商社系の株だった。当時の利回りは8.5%。その年の決算で業績悪化が出て配当を半分に削られた。株価も落ちた。含み損と減配のダブルパンチだった。

売るタイミングを迷った末、少額だったので損切りして撤退した。あのとき損切りしておいてよかったと思っている。「配当が高い=安全」ではない。財務データを見ずに利回りだけで選ぶのはやめた。


高配当株を選ぶときに今見ている3つの指標

失敗を経て、今は銘柄を選ぶときに以下の3点を確認するようにした。

1. 連続増配または安定配当の実績(10年以上)

長期間で配当を維持・増やしてきた会社は、その先も維持しやすい構造を持っている可能性が高い。日本株では三菱UFJや東京海上は比較的安定している。

2. 配当性向が50〜70%の範囲

配当性向が高すぎる(90%超)会社は利益が少し落ちると即座に減配リスクになる。50〜70%程度なら利益が多少落ちても配当を維持できる余地がある。

3. 自己資本比率が40%以上

財務の安定性の目安として見ている。借金が多すぎる会社は業績悪化時に配当より返済を優先する。

この3つを満たした上で、利回りが3.5〜6%の銘柄を選ぶようにしている。8%超えは一度痛い目を見たので、よほどの理由がない限り近づかない。


年26,000円から月5,000円に持っていく計画

今の年間配当は26,487円。月5,000円(年60,000円)を当面の目標にしている。

今の年間配当から月5,000円にするには、約33万円の追加投資が必要になる計算だ(平均利回り4.5%で試算)。毎月1〜2万円ずつ積み上げていくとすれば、3〜4年で達成できる見込みだ。

焦って無理な金額を突っ込む気はない。株価の下落に動揺してしまうくらいなら、少額でコツコツ増やした方が長続きする。工場の仕事をしながら、感情を乱さずに淡々と続けられることが一番重要だと思っている。

note でもこの自動化の仕組みについて詳しく書いています。より詳しい内容はnoteでも解説しています。


まとめ

  • 3年間で年間配当26,487円(月2,207円)のポートフォリオになった
  • 積立NISAは老後資金・高配当株は「今入ってくるお金の流れ」として使い分けている
  • 失敗は利回りの高さだけで選んだこと → 今は連続増配・配当性向・自己資本比率の3点を確認
  • 当面の目標は月5,000円(年60,000円)の配当収入
  • 毎月1〜2万円ずつ積み上げて3〜4年での達成を目指している

月2,200円は大きな額ではない。でも工場で働いている間も、寝ている間も、その2,200円は毎月入ってくる。この「仕組み」を少しずつ大きくしていくことが、労働だけに依存しない生き方への最初の一歩だと思っている。


※本記事の保有銘柄・配当額は個人の実例です。将来の配当を保証するものではありません。投資は自己責任で行ってください。税制・配当額は変更される場合があります。

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